名古屋の和菓子屋が日本一に輝く!
愛知県名古屋市にある有限会社元祖鯱もなか本店(代表取締役:古田花恵)が、全国的に注目を集めています。彼らは最近、株式会社トーハン主催の「全国ご当地おみやげブックカバーコンテスト2025」において、SNS得票数部門で見事グランプリを獲得したのです。このコンテストは各地の特産品と地元書店とのコラボレーションを促進し、その魅力を広めることを目指したもの。全国268店舗でのブックカバー配布や、SNS上での得票数を競う形で展開されました。
競争の背景
大会は11月に行われ、地方代表がそれぞれのブロックから選ばれて、激しい戦いが繰り広げられました。名古屋の誇る「鯱もなか」は、東海・近畿ブロックを代表して出場し、開始当初から競い合う5社の中でもまず目立つ存在となりました。中間戦況では、北海道・東北代表の「でん六豆」との一騎打ちが展開され、得票数が日々変動する様相を見せました。両者の応援も熱を帯び、SNS上での注目度が急上昇しました。
しかしながら、最終的には全12日間の激闘の末に「鯱もなか」がSNS得票数でナンバーワンを獲得。名古屋の人々にとっては誇らしい結果となったものの、現地投票を加えた総合結果では「でん六豆」がグランプリに輝き、残念ながら「鯱もなか」は涙を飲むことに。しかし、SNS得票数での成功は大きな意味を持ち、全国のファンの絆を強めることとなりました。
感謝の気持ちを込めたキャンペーン
この盛り上がりを受け、元祖鯱もなか本店は「鯱もなかの恩返し。4326票の大感謝キャンペーン」を開催中です。日本一を祝いつつ、全国の応援に感謝するため、キャンペーンではフォロワーへの特別なお菓子詰め合わせや、限定の記念シールを用意しています。応募は簡単で、公式Xアカウントをフォローし、キャンペーン投稿をリポストするだけ。
地元愛が生んだ復活劇
実は「鯱もなか」は、コロナ禍で深刻な売上減少に直面し、一度は廃業を考えた過去があります。しかし、温かい応援の声が集まり、再度地元の人々に愛される存在として蘇ることに成功したのです。名古屋の街を歩くと、シャチホコにまつわる文化や人々の幸福への思いが溢れています。「鯱もなか」もそのひとつとなり、この街の誇りを持って全国へと展開していきます。
全ての人々に愛されるお菓子作りを続け、「日本一」という名にふさわしい存在になるべく、これからも努力してまいります。ぜひ、引き続きご期待ください!