鹿児島の起業家支援拠点「かごゆいテラス」のリニューアル
2025年5月8日、鹿児島県が管理する新しい事業支援センター「かごゆいテラス」がリニューアルオープンしました。高さ10階の鹿児島県庁内に位置するこの施設は、起業を目指す方々のための充実したプログラムを提供する拠点として生まれ変わりました。新たな運営企業としてSocialups株式会社が参画し、特に地域内の起業家やスタートアップに特化した支援を行うことが期待されています。
「かごゆいテラス」について
「かごゆい」の名は、“かごしま”と“ゆい(結い)”を掛け合わせた言葉で、人と人を繋ぐ役割を承継する意味が込められています。新事業を全力で応援する拠点として、コワーキングスペースの無料会員登録が可能で、オンラインミーティング室や会議室も事前予約で利用できます。それによって、スタートアップや起業家、支援者等、様々な人々が交流できる場を目指しています。
新プログラムの概要
1. 起業スクール「KAGOSHIMA CHALLENGE BASE」
こちらは、鹿児島での起業を目指す方たちを対象にした全4回のプログラムです。アイデアの創出から仮説検証、ビジネスモデルの構築、プレゼンテーションの方法までを学ぶことができます。プログラムの期間は2025年7月から12月までで、場所は「かごゆいテラス」です。起業のアイデアを持っている方はぜひ参加を検討してみてください。
2. 先輩起業家との「かごしまスタートアップお茶会」
このプログラムは、実際にスタートアップ企業を経営している先輩起業家の方々を招待し、直接の対話を通じてリアルな起業家の経験を学ぶ機会を提供します。参加者同士のネットワーキングや相談の場としても機能し、非常に有意義な時間になることでしょう。開催は2025年8月から2026年1月にかけて全3回程度が予定されています。
運営体制の強化
「かごゆいテラス」は、運営企業としてSocialups株式会社と株式会社TYH GROUPが中心に参画し、地域の企業である鹿児島銀行も協力を行っています。この強力なチーム体制により、地域内の起業家支援がさらに充実し、効果的なサポートが期待されています。
Socialups株式会社とは
本社は新潟市に位置し、鹿児島に支社を持つSocialups株式会社は、自治体と連携しながら起業家育成や新規事業創出支援を行っています。過去に新潟県や熊本市でも成功事例を持つ企業であり、鹿児島でもこれからの取り組みに注目が集まります。
まとめ
「かごゆいテラス」は新しい起業家支援の拠点として、鹿児島県内の未来のビジネスリーダーたちに向けた希望と道筋を示しています。地域の活性化を促進するためにも、このプログラムに参加し、自分のアイデアを育てるチャンスを掴んでいただきたいと思います。新たな一歩を踏み出すための場所、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?