音楽ディストリビューション『PNDR』がDAMと新たな提携を発表

音楽界に新風を吹き込むニュースが飛び込んできました。アーティストマネジメントおよびプロデュース会社THINKRが提供する音楽配信サービス『PNDR（パンドラ）』が、株式会社第一興商が展開するカラオケサービス『ANTENNA!』と提携を始めたのです。この提携は、2023年10月9日から正式に施行され、音楽ディストリビューション業界における重要な一歩となります。

『PNDR』は、新人アーティストの発掘とそのサポートを目的としており、これからの音楽シーンにおいて、次世代の才能を光らせることを期待されているサービスです。この提携により、アーティストは自分たちの楽曲をカラオケサービスを通じて発表できるチャンスを得ます。具体的には、PNDRから配信された楽曲の中からエントリーを希望するアーティストが対象となり、両社の専門チームで厳選された楽曲がDAMの『ANTENNA!』でカラオケ配信されることとなります。

この提携の最大の魅力は、アーティストに対して提供される幅広いリソースです。『ANTENNA!』のネクストブレイクアーティストをいち早く支援する仕組みは、楽曲が多くのリスナーに届く機会を増やし、さらにはカラオケという新たな「歌い手」との接点を持つことで、偶発的な出会いを生む可能性があります。もちろん、これだけではありません。アーティストの背景や世界観をMVを通じて提示することができる点も大きなポイントで、視覚的な楽しみが加わることで記憶に残る体験が提供されます。

歌唱経験がSNSでのシェアやUGCのきっかけになることで、口コミが生まれ、アーティストと聴衆の関係はより深まります。この連鎖反応により、新しい音楽の発見が加速し、アーティストたちの創作活動も一層活性化することでしょう。特に、歌われてこそ人の口に乗り、その特別な体験が人々に影響を与えるのです。

THINKRは、今後もさまざまな楽曲の配信を充実させ、新人アーティストとの出会いの場を増やす努力を続けていく方針です。これにより、創作活動を支援する新しい仕組みを構築し、アーティストの認知度を高めることが目指されています。『PNDR』の公式サイトからエントリー情報も簡単に探せますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

また、『ANTENNA!』は第一興商が提供する、原盤カラオケサービスであり、必ずしも全ての楽曲にMVが付帯するわけではありませんが、LIVE DAM WAO!やLIVE DAM Aiシリーズでの配信は広く行われています。特に、新進気鋭のアーティストの楽曲を早く楽しめる場として、多くのリスナーにとっても重要な存在となっています。

THINKRとしては、あらゆる分野においてプロデュースを手掛け、総合的なバーチャルエンターテインメントの事業を推進しています。音楽だけでなく、様々な分野でのクリエイティブな取り組みを通じて、より豊かな体験を提供する姿勢が強調されています。興味がある方は、ぜひ公式サイトも訪れてみてください。