横浜・川崎で新たな移動手段！貸切バスのタイムシェアサービス「NORI・NORI」始動

新たな移動手段「NORI・NORI」の登場

株式会社nori・noriが新たに提供するタイムシェアサービス「NORI・NORI」は、2025年3月から横浜・川崎エリアで本格的に展開されます。この革新的なサービスは、保育園やこども園向けに特化しており、最短30分から10分単位で貸切バスを利用できる点が特徴です。これにより、短距離・短時間の移動が手軽に行えるようになり、地域の事業者や住民の利便性を高めることが期待されています。

「NORI・NORI」では、複数の利用者が共同で貸切バスを利用するタイムシェア方式を採用しています。このサービスにより、利用者はバスを自社で保有する必要がなく、短時間利用に伴う高額な料金を気にすることなく利用できます。

「NORI・NORI」の背景と課題解決

近年、幼稚園や保育園での課外活動が活発化する中、送迎手配が大きな課題となっています。また、ドライバー不足という深刻な問題も抱えており、安全に効率的な移動手段の確保が求められています。通常の貸切バスでは、安全確保のための点検や休憩時間を必要とするため、短時間利用でも最低5時間分の料金がかかることがあり、これが利用者にとって大きな負担となっています。

「NORI・NORI」は、タイムシェア方式を導入することで、ドライバーや車両の生産性を向上させ、こうした課題に応えます。出庫前後の点検を一括で管理し、利用者には実際の利用時間に合わせた料金で貸切バスを提供することで、無駄なコストを削減します。

「NORI・NORI」の特徴

このサービスの主な特徴は以下の通りです。

- 短時間利用が可能: 最短30分からの利用が可能で、予算に合わせた柔軟な選択ができます。
- 安全性の確保: 車両の点検やドライバーの休憩時間を一元管理し、安全かつ安定した運行を提供します。
- 運行管理の効率化: 複数の利用者のニーズを統合・調整し、効率的な運行管理が実現されています。

今後の展開

2025年3月には、事前予約を受けた保育園やこども園向けに定期運行が開始され、4月以降には一般の予約受付もスタートします。また、今後は幼稚園や習い事事業者向けのスクールバス運行、企業の従業員送迎、さらには一般利用者向けサービスの拡充を図る予定です。2025年内には、横浜市周辺へのサービス提供エリアの拡大も検討しており、地域社会における移動インフラの確立を目指していきます。

株式会社nori・noriのビジョン

株式会社nori・noriは、単なる移動手段を提供するのではなく、人と人、地域と地域をつなぐ架け橋として地域社会の新たな可能性を広げることを目指しています。「移動を超えたつながりの力で、人々の暮らしに価値と可能性を届ける」というビジョンのもと、地域住民のニーズに応え、必要なサービスを確実に提供することに重きを置いています。

今後も「NORI・NORI」は、地域社会の移動を支え続けるサービスとしての役割を果たしていくことでしょう。