インテリアライフスタイル2025で石巻工房が新提案するサステナブルデザイン

インテリアライフスタイル2025での石巻工房の展示内容

2025年6月18日から20日まで、東京ビッグサイトで開催される「インテリアライフスタイル2025」に、石巻工房が参加します。昨年の「インテリアライフスタイル2024」において、カリモク家具との協業で新ライン「Maker Pack」を発表して以来、今年もさらなる進化を遂げた商品を披露します。展示内容は、職人が手がけた「The Originals」の新作や、コラボレーションによる家具です。

展示される新商品

今年の展示の目玉は、野外映画祭のために製作された「ISHINOMAKI BENCH」の理念を受け継いだ新しいアウトドアソファ「KOBO SOFA」シリーズです。石巻の職人によるこの家具は、様々な組み合わせが可能で、使い勝手の良さが特徴です。また、ソファ専用のコーナーテーブルも新たに登場し、より快適なアウトドアライフを提案します。これらのアイテムは、デザイナーの芦沢啓治が手掛けたもので、戦略的なデザインと機能性が両立しています。

- KOBO OUTDOOR SOFA 3P ONE-ARM-L、KOBO OUTDOOR SOFA 1.5P ONE-ARM-R、KOBO OUTDOOR CORNER TABLE

さらに、海外のデザイナーによる新作チェア「CAFE CHAIR」も展示される予定です。デザインは、国際的に評価されているフィリップ・マロインが担当しました。

サステナブルなものづくり

「Maker Pack」は、石巻工房がカリモク家具と共同で開発したもので、環境に優しい木材GLT（ギャザード・ラミネーティッド・ティンバー）を使用しています。この新材料は、持続可能な森林管理を支援するとともに、製品のカーボンフットプリントの削減にも寄与しています。今年の展示では、様々な新商品も登場します。

- BOX STOOL (デザイン：BIG-GAME)
- STUDIO TOROLLY HIGH (デザイン：TAF)
- YAGURA ROUND TABLE (デザイン：芦沢啓治)
- KITE HANGER RACK (デザイン：芦沢啓治)

地域との協力

石巻工房では、「Maker Made」による家具作りを通じて、地域コミュニティや異業種との協力を強化しています。今回の展示では、奈良の靴下ブランド「ROTOTO」とのコラボ商品「ROTOTO AA STOOL」、徳島の藍染ブランド「BUAISOU」による藍染の「ISHINOMAKI KID STOOL」など、多様なパートナーとの共同制作によるアイテムが揃います。