SHEGLAMが明かすティーン世代のメイク事情と最新トレンド

SHEGLAMがティーン世代のメイク事情を調査

150以上の国と地域で展開するグローバルコスメブランド「SHEGLAM」によると、最近実施した意識調査により、6〜15歳の子どもを持つ女性400人を対象に、ティーン世代のメイク事情が明らかになりました。この調査は、2025年9月19日から22日にかけてオンラインで行われ、特にメイクについてのスタート時期や人気アイテム、情報源に焦点が当てられました。

調査の概要と結果

1. メイクデビューの年齢

調査結果では、小学校中〜高学年（8〜12歳）でのメイクデビューが最も多いことが明らかになりました。具体的には、初めてメイクをした年齢として「6歳」が17.3%と最多で、次に「12歳」や「10歳」の回答が多く寄せられました。つまり、ティーン世代の子どもたちは、親世代よりも平均して2〜3年早くメイクを始めていることが分かります。この傾向は、一部低学年の子どもたちにも見られ、確実に早期化が進んでいるのです。

2. 初めてのメイクアイテム

初めてのメイクアイテムに関する質問では、63.6%が「リップ」と回答する結果となりました。リップはその使いやすさと手頃な価格から、世代を超えて人気があるアイテムであることが立証されました。この他に、「アイシャドウ」（12.2%）や「チーク」（8.2%）も挙げられましたが、多くの場合、リップが選ばれていることが際立っています。

3. アイテムの価格帯

メイクアイテムの価格にも注目です。「500〜1,000円」が52.0%という高い数字を示し、全体の8割以上が1,500円以下のアイテムを対象にすることが確認されました。このリーズナブルな価格帯が、子どもたちのメイクデビューを後押ししている要因の一つと言えるでしょう。

4. 購入場所

メイクアイテムの購入先では、55.6%が「ドラッグストア」、45.5%が「バラエティショップ」となりました。子どもたちが手軽に足を運べる店舗で購入している様子が伺え、今後もこうしたリアル店舗が主流を形成する可能性が高いです。

5. アイテム選びのポイント

さらに、アイテム選びで重視されるポイントとしては、「価格の手頃さ」が64.6%でトップに立ちました。「肌に優しい」や「見た目が可愛い」なども重要視されており、まずは楽しく使えるものであることが求められています。

6. メイクの情報源

最近のティーン世代は、メイクの情報をYouTubeやTikTokなどの動画SNSから吸収しています。半数以上がYouTubeを参考にしており、次いでTikTokも人気があります。従来の雑誌やWebメディアは過去のものに置き換わる中、視覚的でインパクトのある情報提供が求められていると考えられます。