新刊『人事が押さえておきたい 能力不足社員への対応法』のご紹介
労務行政株式会社から、従業員の能力不足に関する新しい書籍が登場しました。著者は、労働問題に精通した弁護士、西頭英明氏と柏戸夏子氏です。この本では、企業が直面する従業員の能力不足問題に対し、実践的な対応方法が詳細に解説されています。
労働環境の変化と能力不足の問題
現代のビジネス環境では、求められるスキルや知識が急速に変化しています。その中で、従業員が求められる業務を十分に遂行できない場合、企業と従業員との間に「能力のギャップ」が生じます。このギャップに気づかず放置すると、社内の雰囲気が悪化し、業務の効率が損なわれることもあります。本書はその解決策を示してくれます。
可視化の重要性
本書の特徴の一つは、能力不足を可視化し、適切な注意指導を行う方法を詳細に説明していることです。能力不足を効率よく特定し、必要な指導ができるようになるためのステップが紹介されており、具体例も豊富です。労務に関る方々にとって、非常に参考になる内容となっています。
テーマ別の実務上のポイント
さらに、本書の後半では、ジョブ型雇用や評価制度、PIP(業務改善計画)、賃金減額、普通解雇など、能力不足社員に関する具体的なテーマについても解説しています。これにより、それぞれのケースに適した対応方法を選ぶための知識を深めることができます。最新の裁判例をもとにした実例も収録されているため、法律的な知識の強化にもつながります。
書籍の詳細
- - タイトル: 人事が押さえておきたい 能力不足社員への対応法
- - 著者: 西頭英明、柏戸夏子
- - 価格: 3,520円(税込)
- - ページ数: 248ページ
- - 判型: A5判
- - ISBN: 978-4-8452-5431-6
この書籍は、現在の職場環境で多くの企業が直面している課題を正面から捉え、その解決策を示しています。これからの人事や労務管理に役立つ一冊として、ぜひ手に取っていただきたいです。
購入方法
興味をお持ちの方は、労政時報オンラインストアまたはAmazonで購入可能です。今こそ、従業員の能力アップを図り、より良い職場環境を作るための一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
著者について
- - 西頭英明(さいとうひであき): 日本及びニューヨーク州の弁護士。元国税審判官としても活動し、国際的な法律知識を有しています。
- - 柏戸夏子(かしわどなつこ): 元裁判官で、2023年より弁護士としての道を歩み始めます。幅広い法的知識を持ち、実務に即した対応が可能です。
この新刊は、従業員の管理や指導に関心のある方にとって、大変有意義な内容となっております。