船員に関する特定最低賃金を審議する船員部会が開催される

船員部会の開催について



令和7年10月22日、国土交通省は、船員に関する特定最低賃金等について審議を行う交通政策審議会海事分科会第188回船員部会を開催することを発表しました。この会議では、船員職業安定法に基づく船員派遣事業の許可に関する議題も取り扱われる予定です。今回は特に、船員の最低賃金に関しての改正について注目が集まっています。

開催日程と場所


会議は令和7年10月24日(金)に行われ、時間は13:30から14:30までです。場所は、東京都千代田区霞が関にある国土交通省、中央合同庁舎3号館の8階特別会議室です。また、WEBでも参加可能な形式が採用されているため、場所を選ばずに意見を表明することができます。

議題の内容


今回の会議では、以下のような趣旨の議題が扱われる予定です。

1. 船員労働安全衛生月間の実施概要について
令和7年度における第69回船員労働安全衛生月間の施策が報告される予定です。船員たちの健康と安全を守るための重要な取り組みとなります。
2. 最低賃金の改正について
全国の内航鋼船運航業、海上旅客運送業、そして漁業(特にカツオ・マグロ)の最低賃金の改正案が審議されます。これにより、船員の労働環境の改善が期待されています。
3. 船員派遣事業の許可について
非公開の議題として、船員派遣事業に関する許可が諮問されます。この議題は公開すると当事者の権利に影響を及ぼす可能性があるため、秘密裏に進められます。

取材について


報道関係者は会場での取材や傍聴が可能で、カメラ撮りも一部許可されています。希望される方は、指定の手続きを踏む必要があります。また、事前登録された方にはWEB会議のURLが送られるため、遠隔での参加も可能です。
参加者は、通信の品質に配慮しなければならない点もありますが、出来る限り多くの声が集まることが期待されます。

会議資料と議事録


会議に関する資料や議事録は後日、国土交通省の公式ウェブサイトで公開される予定です。この透明性が、より多くの国民の理解と支持を得るための一助となるでしょう。

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