新たなフォナックの補聴器『バート I-R』の魅力
スイスの聴覚機器メーカー、フォナックが新しい補聴器『バート I-R』を発表しました。この製品は2025年9月25日から受注が開始される予定で、特に現代のライフスタイルに適したデザインと機能性を追求しています。
モダンなデザインと高性能
『バート I-R』は、アクティブな補聴器ユーザーの要望に応えるべく設計されており、見た目の美しさとその機能の両立を実現しています。コンパクトな作りと高音質な音響、さらには快適な装用感を兼ね備え、毎日使用するのにも適しています。フォナックのマーケティング担当副社長のオリバー・フランクは、「補聴器ユーザーは小型で目立たず、機能が充実した補聴器を求めてきた」と述べ、今回の新製品がそのニーズを的確に捉えたものであることを強調しました。
フォナック独自の技術
『バート I-R』の特長には、フォナックの独自技術「ライトフィット」があり、長年の使用者の要望を満たすために開発されています。このシステムは、ユーザーの耳の形や聴力に基づき、最適なレシーバの選定を行い、快適な装用感が得られるよう設計されています。精密な解析により、ユーザーそれぞれの特性に合った補聴効果を提供します。
先進的な音質と会話理解
『バート I-R』は、AI技術による音質の向上も実現しています。オートセンス OS 7.0を採用し、従来のモデルよりもより高精度で音環境を認識します。さらに、フォナックのスマートスピーチテクノロジーにより、騒音環境下での会話理解が大幅に改善されています。これにより、日常的な会話がよりスムーズに行えるようになっています。
高度な接続性と使いやすさ
Bluetoothに対応し、様々なデバイスとシームレスに接続できる『バート I-R』。新たなモバイルアプリにより、簡単に設定ができるのも大きな魅力です。特に、ワンステップペアリング機能は、接続の手間を大幅に軽減し、日常使いする際の利便性を向上させています。
充電機能の進化
充電式の『バート I-R』は、スナップチャージシステムにより、充電が非常に簡単で快適です。たった3時間の充電でフル充電が可能で、使用環境によりますが最大30時間の連続使用ができるという驚きの持続時間を誇ります。また、アクティブに移動するユーザーにも配慮した設計となっています。
製品詳細と価格
『バート I-R』は軽度から重度の聴力損失に対応しており、IP68の防塵・防水性能を持っています。色もフェースプレート2色、シェル5色で展開される予定です。
| クラス | 補聴器(非課税) | 充電器(税込) | 合計 |
|---|
| -- | ----- | ---- | --- |
| I90(プレミアム) | 片耳697,000円 | 11,000円 | 708,000円 |
| I70(アドバンス) | 片耳503,000円 | 11,000円 | 514,000円 |
| I50(スタンダード) | 片耳362,000円 | 11,000円 | 373,000円 |
| I30(エッセンシャル) | 片耳249,000円 | 11,000円 | 260,000円 |
まとめ
フォナックの新製品『バート I-R』は、デザイン性と機能性を兼ね備えた補聴器として、多くのユーザーのニーズに応える製品です。進化した聴覚体験を提供し、日々のコミュニケーションをより豊かにする一助となるでしょう。これからもフォナックは、より良い聴覚ケアを提供するための革新を続けていくことでしょう。