中村学園大学でのAIキャリア支援実証実験
最近、就職活動におけるAIの活用が注目を集めています。この流れを受け、株式会社キャリアボットはAIを使った次世代型キャリア支援サービスの実証実験を中村学園大学で始めました。本サービスは、学生に対し高度な就職支援を提供し、彼らが自分のキャリアを主体的に見つめ直す機会を提供します。
先進的なキャリア支援サービスの目的
キャリアボットが提供するこのサービスは、エントリーシート(ES)の作成から大学求人とのマッチング、さらにはAIエージェントによるキャリアプランニング支援まで、幅広い機能を兼ね備えています。大学のキャリアセンターは、近年エントリーシートの添削や個別相談のための工数増加、求人の十分な活用が困難等の課題を抱えています。一方、生成AIの進化により、学生の参加意識を損なわない形でAI支援を受けることが求められています。この新たなサービスは、これらのニーズに応えるために設計されています。
エントリーシートブラッシュアップサービス
エントリーシートのブラッシュアップでは、キャリアアドバイザーの視点からの具体的なアドバイスを提供します。学生が自ら考える余白を持たせた設計となっており、思考力や表現力を育成することを目的としています。生成された内容はPDF形式で出力可能であり、大学スタッフも確認できる仕組みです。このプロセスにより、学生は自身の言葉で表現することが奨励されます。
大学求人と学生のマッチング機能
本サービスは、大学が持つ求人情報と学生のプロフィールを活用し、求人マッチングや推薦機能を実装しています。学生の学部、希望職種、自身の取り組みをもとに、最適な求人を提案します。また、各求人に対して応募時に必要なエッセンスやヒントも提供することで、学生の主体的な応募を推進します。これにより、根拠に基づいたマッチングが実現されると期待されています。
AIエージェントによるキャリアプランニング
このサービスは、AIエージェントを通じてキャリアプランニングを支援します。OpenAIのAgent Builderを活用し、学生のキャリア目標を整理する対話を行います。AIが「もう一人の相談相手」となり、キャリア支援の質を向上させる手助けをします。キャリアセンターの職員がこの機能を活用し、実際のカウンセリングの場でも力を発揮するのです。
実証実験の展開
中村学園大学では、AIリテラシー講座を職員向けに実施し、AIの活用を更に進めています。この実証実験は、エントリーシート添削や求人マッチング、AIエージェントによる支援を組み合わせて提供されます。実施は2024年1月から4月までの予定。
岡本健人課長は、「生成AIの導入は学生支援の質を劇的に向上させる」と語り、株式会社キャリアボットの岡崎浩二代表も、「すべての学生が質の高いキャリアサポートを24時間いつでも受けられる環境を目指したい」と述べています。
この取り組みは、今後他の大学にも展開される予定であり、将来のキャリア支援のモデルケースとなることが期待されます。
ウェビナーのお知らせ
この実証実験に関連するウェビナーが、2024年1月22日にオンラインで開催される予定です。興味のある方はぜひ参加し、新たなキャリア支援について学んでみてはいかがでしょうか。参加は無料で、教職員向けに場が設けられています。
公式ウェブサイトでも詳しい情報が公開されています。興味のある方はチェックしてみてください。