逗葉メモリークリニック開業、地域に根ざした認知症ケアの新時代

逗葉メモリークリニックが新たに開業

2023年9月1日、逗葉エリアに位置する「逗葉メモリークリニック」が新たに開業しました。これは、超高齢社会において重要性が増す認知症対策への取り組みとして、山本メディカルグループが実施したものです。「認知症になっても安心して暮らせる街づくり」を目指し、地域に根ざした医療を提供します。

開業の背景と目的

現在、日本は急速な高齢化が進んでおり、特に認知症による生活の質の低下が深刻な社会問題となっています。健康寿命が延びる中で、認知症患者が安心して過ごせる環境を整える必要があります。そこで、山本メディカルセンターは逗葉メモリークリニックを開設し、認知症専門の外来診療を通じて地域の皆様を支援する方針です。

クリニックの特徴

逗葉メモリークリニックは、30年の歴史をもつ山本メディカルセンターの専門知識と経験を活かした施設です。具体的には、以下のような特徴があります。

1. 早期発見・早期診断
認知症の予防から早期発見、重症化防止まで総合的なアプローチを行います。このクリニックでは「もの忘れ専門」として、多様な診療を展開します。

2. 家族への配慮
認知症患者のご家族が抱える負担軽減にも力を入れており、鎮静効果を持つ処方の提供や、精神面でのサポートを行います。

3. テーラーメイド処方
一人ひとりの症状に応じた多角的なアプローチを行い、自由診療オプションも取り入れています。血液検査や点滴、専門のサプリメントなど、患者様に最適な方法で治療を進めます。

このように、患者様の個別の医療ニーズに応えるために、幅広いオプションが用意されています。

院長・スタッフの紹介

院長の平山大雅医師は、神戸大学医学部を卒業後、複数の医療機関での経験を経て、心身医学と認知症治療の専門家としてこのクリニックを指導します。彼は、認知症診療に加え、メンタルヘルスのサポートにも注力しています。

総院長の齋藤真理子医師は、昭和大学医学部を卒業し、2016年には姉から院長職を引き継いでいます。多様な知識を活かし、クリニックと本院との連携を強化することで、地域貢献に努めています。