JVCケンウッドが新たに市場投入するネットワークビデオレコーダー「VR-X9100」
2025年12月10日、株式会社JVCケンウッド・公共産業システムが新たに発表した業務用ネットワークビデオレコーダー「VR-X9100」がいよいよ発売されます。この新モデルは、最新の技術を駆使し、ユーザーのさまざまなニーズに対応することを目指しています。
豊富な接続性と高い互換性
本機の最大の特長は、最大48台までのネットワークカメラを接続可能とする点です。標準では16台のカメラに対応し、別途ライセンスを購入することで簡単に拡張できます。また、マルチベンダーに対応しているため、他社製品との互換性も高く、既存のシステムに容易に統合することが可能です。これにより、スムーズなシステム構築が実現します。
高画質・長時間録画が可能
「VR-X9100」は、H.265圧縮方式を採用しており、従来のH.264に比べて約2倍の圧縮性能を誇ります。これに加え、4K解像度の映像記録が可能で、8TBのHDDを内蔵しています。必要に応じて最大48TBまでの増設も可能です。この高い記録性能により、高精細かつ長時間の映像を確保し、利用者には良質な映像体験を提供します。
簡単設置を実現するサポートツール
「VR-X9100」には、「NVRかんたん設定ツール」が搭載されています。この機能により、専門的な知識がなくても簡単にシステムを設定可能となり、導入時の手間を大幅に軽減します。設定ミスを防ぎ、導入作業を効率化することで、ユーザーにとって利便性の高い製品になっています。
高度なビデオ管理ソフトウェアの搭載
本機には、Milestone社製の「XProtect® Express+」というビデオ管理ソフトウェアが搭載されています。このシステムは、業界内での豊富な導入実績を有し、安定性と信頼性の高い運用環境を提供します。世界中のデータを基にしたトラブルシューティング情報も活用でき、安心してシステムを運用できます。
スマート監視を実現するAI機能
さらに「VR-X9100」は、エッジAI機能を持つカメラとの連携を可能にし、スマートな監視が実現できます。動体検知や人物・車両の識別支援、異音検知などの機能があり、周辺機器との連携を強化することで、効率的な監視が行えます。
新しい時代の監視システム
このように、「VR-X9100」は防犯や安全保障の分野でますます重要視される監視システムの中核を担う製品となります。特に、商業施設や公共施設といった多様な環境での利用が想定されており、利用者の安心・安全を支える存在として大きな期待が寄せられています。
JVCケンウッドは、この最新のネットワークビデオレコーダー「VR-X9100」を通じて、より安全で快適な未来への一歩をサポートします。今後も技術の進化を追求し、ユーザーのニーズに応える製品を展開していくことが期待されています。