パナソニック ホームズの新たな挑戦
2025年4月に、パナソニック ホームズ株式会社は新しいブランド『ReVALUED(リバリュード)』を発表し、中古戸建住宅の買取再販事業を本格化させます。この取り組みは、同社がストック事業における住宅流通分野で買取再販事業を成長エンジンとしていることを示しており、消費者に安心して住宅を提供することが目的です。
中古住宅の購買需要の高まり
近年では、建築資材や人件費の高騰により、新築住宅の価格が上昇しています。このため、中古住宅の購入後にリフォームして住むスタイルが注目を集めています。住宅金融支援機構のデータによると、2023年度におけるフラット35利用者の中で中古住宅を購入した割合は27.4%に達し、前年よりも増加しました。しかし、耐震性や保証・瑕疵保険等の情報が不足しているため、多くの購入希望者が不安を募らせている現状があります。
『ReVALUED』ブランドの特徴
新たに提供される『ReVALUED』の買取再販住宅は、一般社団法人 優良ストック住宅推進協議会から認定を受けた「スムストック物件」であることが特徴です。これは、適正なメンテナンスとリフォームを経て再販されるもので、安心して購入できる要素が整っています。また、耐震性や住宅履歴など、長期にわたって点検・メンテナンスが行われることも大きな魅力です。
当社は、このスムストック物件を買い取り、リフォームを施した後、標準で『エコナビ搭載換気システム HEPA+』を備えています。このシステムにより、引き入れた空気を浄化し、快適な居住空間を実現します。新築時の長期保証やアフターサービスも継承されており、保証も手厚くなっています。
実物件第1号モデルハウスが誕生
『ReVALUED』の買取再販住宅の第1号モデルハウスが、滋賀県草津市にオープンしました。このモデルハウスは、当社の分譲住宅団地内にある築11年の戸建住宅をリフォームしたもので、内装や建具も一新され、『リフォーム用全館空調』が設置されています。実際に