カンロの環境戦略
2025-02-27 10:32:33

カンロがASUENEのCFP算定支援を導入し環境戦略を加速

カンロがASUENEのCFP算定支援を導入



菓子・食品業界の大手、カンロ株式会社が「ASUENE」を用いたCFP算定支援コンサルティングを導入しました。この取り組みは、カンロがその環境戦略の一環として、サステナビリティへの理解を深めるための重要なステップです。カンロはハードキャンディやグミなどを製造・販売し、国内のお客様に広くその商品を提供している企業ですが、最近の環境問題に対する意識の高まりの中、持続可能な製品への関心も高まっています。

導入背景



カンロは、消費者や取引先からの要求に応じて環境データの収集を積極的に行ってきました。2010年代からは、CSR活動の一環として様々なデータを取得しており、特に2016年に省エネ法に基づくScope1-2の算定を開始しました。さらに2020年からは、自社独自のロジックを用いてScope1-3を算定し、環境施策を強化しています。しかし、食品業界全体において、サプライチェーンの多様性や原材料調達の複雑さが影響し、Scope3の算定においては正確な情報を収集することが難しいという課題に直面していました。

導入の目的



「ASUENE」のCFP算定支援を取り入れた理由は、環境データの正確性を確保するためです。カンロは、環境配慮製品については、数値の正確な開示が非常に重要だと考えています。そのため、CFP(カーボンフットプリント)やCO2削減貢献量の数値を確実に示す必要があります。「ASUENE」の導入を通じて、信頼性の高い数値を得て、さらなる透明性を持つことを目指しました。

ASUENEによるCFP算定のメリット



カンロが「ASUENE」のCFP算定コンサルティングで得た利点は2つあります。

1. 迅速かつ正確なCFP算定
ASUENEのコンサルタントは、CFP計算に関する豊富な知識を持ち、質問への対応も迅速です。このため、プロセスに安心感がありました。カンロが持つデータをASUENEのフォーマットに流し込み、コンサルタントとの調整によって、スムーズにCFP算定を行うことができたのです。

2. 信頼性の向上
CO2排出量見える化の第一人者である「ASUENE」と協力することで、外部公表時の信頼性が向上しました。また、社内の各部門との理解も得られ、総合的にサステナビリティ活動を推進しやすくなりました。

今後の展望



カンロは、脱炭素プログラム「チャレンジ・カーボンニュートラル・コンソーシアム(CCNC)」を通じて、3製品のCFP算定と開示を実施しています。今後は、脱炭素意識が高まる製品選択が当たり前となる社会の実現に向けて、CFP算定及び開示の重要性をさらに高めていきたいと考えています。また、ASUENEのコンサルティングで得た知識を他の製品へも活用し、持続可能な社会への貢献を推進します。脱炭素社会の実現に向けても、各店舗と連携しながら取り組みを進め、より良い未来を目指します。

企業情報



カンロ株式会社は1912年に設立され、主に菓子や食品の製造・販売を行っています。現在、東京都新宿区に本社を置き、代表取締役社長は村田哲也氏です。カンロは、環境問題に真剣に取り組む企業として、将来的なビジョンに向けた活動を継続してまいります。


画像1

画像2

会社情報

会社名
アスエネ株式会社
住所
東京都港区虎ノ門1-10-5KDX虎ノ門一丁目ビル WeWork 4階
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 東京都 新宿区 カンロ ASUENE CFP算定

Wiki3: 東京都 新宿区 カンロ ASUENE CFP算定

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。