PETボトルの未来を切り開く
2025-04-01 14:18:16

立命館大学で実現した日本初のPETボトルキャップ水平リサイクル製品

日本初のリサイクル製品が誕生!



最近、立命館大学で回収されたPETボトルキャップを活用して、日本初となる清涼飲料用の水平リサイクル製品が誕生しました。この取り組みを主導したのは、日本山村硝子株式会社とダイドー・タケナカビバレッジ株式会社、そして学生団体「Cap Ring Water Project」の協業です。これにより、持続可能な社会実現に向けた大きな一歩が踏み出されました。

取り組みの背景



日本山村硝子は創業以来100年以上にわたり、環境保護と持続可能な製品開発に注力してきました。特に、プラスチックリサイクルの重要性が高まる中、同社は新たな取り組みを模索していました。一方、立命館大学の学生団体である「Cap Ring Water Project」は、環境意識の向上とリサイクルキャップを用いた水の販売を目指し、学生たちが協力してプロジェクトを進めています。これらの団体が協力することで、新しい製品が生まれることになりました。

リサイクルのしくみ



新たに発売される製品では、立命館大学で回収された使用済みのPETボトルキャップを第一に利用し、さらに同社プラントで排出されたキャップのリサイクル素材も使用しています。具体的には、日本山村硝子がメカニカルリサイクル技術を用いて得た材料を、外装に10%混合し、残りは新素材として生まれ変わったキャップで構成されています。このようにして、持続可能なリサイクルが実現されています。

TEN-CAPの紹介



日本山村硝子のオリジナルキャップ「TEN-CAP」は、特に密封性と開栓性に優れた設計がされており、内装部と外装部の二重構造になっています。外装にはリサイクル素材を使用することで、消費者に対し環境意識を意識させることが目的です。この新しいキャップは、ダイドー・タケナカ社により充填された清涼飲料水に用いられ、4月1日より立命館大学内で販売が開始されます。

Cap Ring Water Projectの目指すもの



「Cap Ring Water Project」は、リサイクルキャップを用いた新たな商品開発を通じて、消費者に資源循環の大切さを伝えるために結成された学生団体です。彼らはすでに、ラベルデザインの作成や、製品情報を発信するためのウェブサイトづくりを行っています。このような活動を通じて、消費者が分かりやすくリサイクルに参与できる仕組みを提供していきます。

環境へのかけがえのない活動



日本山村硝子とダイドー・タケナカ社の共同プロジェクトである「REBORN CAP PROJECT」は、ペットボトルキャップのリサイクルを進める取り組みです。企業における責任のもとで、全国からの協力を得て、環境保護に寄与することを目指しています。リサイクルを進めることで、より持続可能な社会の実現が期待されています。

このように、立命館大学内でのプロジェクトは、地元の学生たちによる環境意識の向上と、企業向けのリサイクルの取り組みを一つにまとめ、持続可能な未来への道を切り開いています。

お問い合わせ先



日本山村硝子に関する詳細な情報や、今回のプロジェクトに関するお問い合わせは、コーポレート本部の総合企画部までご連絡ください。また、Cap Ring Waterの公式ホームページもぜひご覧ください。


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会社情報

会社名
日本山村硝子株式会社
住所
兵庫県尼崎市西向島町15-1 
電話番号
06-4300-6000

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