環境保全を促進する「THINK ECO DAY」が甲子園で開催

阪神甲子園球場での環境保全イベント

西宮市にある阪神甲子園球場で、環境意識の向上を目的としたイベント「THINK ECO DAY supported by 帝人フロンティア株式会社」が開催される。これは、持続可能な社会の実現に向けた取り組みのひとつで、多くの来場者が参加し、環境保護の重要性を再認識する機会となる。

このイベントは、2021年12月に甲子園球場が表明した「KOSHIEN “eco” Challenge」に基づいている。この取り組みでは、廃棄物の抑制やリサイクルの推進、CO2排出量の削減、再生可能エネルギーの利用といったテーマが掲げられ、球場全体で環境保全への意識を高める努力が行われている。

帝人フロンティア株式会社は、2012年から甲子園球場との協力を通じて、プラスチックカップの回収・リサイクル活動を展開してきた。また、同社のリサイクルポリエステル繊維「ECO PET」を利用した球場スタッフ用ユニフォームの製作を手掛けるなど、さまざまなエコ活動に取り組んでいる。

イベントの内容と特典

「THINK ECO DAY」の開催日程は6月24日（金）。試合は阪神タイガース対中日ドラゴンズの対戦で、試合開始は18時。入場券を持っている来場者には、試合開始2時間後までに入場を済ませることで、特製の「今治ECOPET®タオル」が贈られる。このタオルは、エコ素材である「ECO PET」を使用しており、実用性と環境意識を併せ持った特典となる。

また、球場の外側、1塁側ミズノスクエアにはエコステーションブースが設置され、来場者はゴミの分別活動に参加できる。ここでは、阪神甲子園球場オフィシャルエコパートナー企業の取り組み事例を紹介するパネルも展示され、環境保全に対する知識を深める良い機会となる。

帝人フロンティアは、「THINK ECO」を企業戦略の一環として掲げており、今後も様々な環境保護活動を推進する。イベントの企画を通じて、持続可能な社会の実現に向けた意識を高めることを目指している。

この「THINK ECO DAY」に参加することで、私たち一人ひとりが身近な環境保全に貢献できるチャンスが広がる。試合を楽しみながら、環境問題について考える時間を持つことができるこのイベントへの参加をお勧めしたい。