北九州市でのLUUP始動
株式会社Luupが新たに電動キックボードと電動アシスト自転車のシェアリングサービス「LUUP」を福岡県北九州市にて提供開始しました。2024年10月29日から本格的に運用され、北九州市内には17か所のポートが設置され、56台の車両が利用可能となります。これはLUUPがこれまで展開してきた地域の中でも最大規模のサービスです。
安全講習会の実施
サービス開始初日には、北九州市と株式会社毎日新聞社の協力のもと、勝山公園にて電動キックボードの安全講習会が行われました。講習会では、交通ルールの解説や安全な乗り方について学ぶことができ、参加者には利用ガイドブックも配布されました。実際に電動キックボードに乗る体験もあり、安全面への配慮が十分に行われています。
電動モビリティの新たな選択肢
Luupは、「街じゅうを『駅前化』する」というミッションのもと、電動・小型・一人乗りのマイクロモビリティを通じて快適な移動を提供しています。電動アシスト自転車や電動キックボードに加え、幅広いモビリティを取り扱い、ファースト・ラストワンマイルの移動を支援しています。
2020年の東京でのサービス開始以来、大阪、横浜、京都、名古屋、神戸、広島、仙台、福岡といった主要都市にエリアを拡大し、全国のポート数は約10,000を超えました。これにより、国内におけるマイクロモビリティシェアリング業界でトップのシェアを誇っています。
LUUPサービスの特徴
LUUPのサービスは、スマートフォンアプリを通じて利用が可能です。利用料金は、ライド基本料金が50円(税込)、その後1分あたり15円の時間料金が加算されます。現在提供されているモビリティは、電動キックボードと電動アシスト自転車の二つです。
北九州市内の主要ポートとしては、ソレイユホール、毎日新聞西部本社、メディアドームなどが挙げられています。ポートの設置が進むことで、さらなる利便性向上が期待されています。また、LUUPではポートの設置リクエストも受け付けており、街のさまざまな場所での展開を進めています。
利用規約と安全への取り組み
電動キックボードの利用には、年齢確認書類の提出と交通ルールテストの受験が必要であり、電動アシスト自転車については特にこれらの条件を満たす必要はありません。保険制度も整備されており、対物賠償や対人賠償、自身の怪我に関してもサポートが受けられます。
今後もLUUPは地域の関係者と協力し、安全で快適な移動手段を提供するための啓発活動を続けていきます。また、Luupのクリエイティブなビジョンによって、より多くの地域での導入が進むことが期待されます。