京都下京区に漆喰の魅力を体験できる新ショールームが登場

「漆喰」の魅力を体感できる新ショールームがオープン

2023年1月10日、京都市下京区に漆喰の良さを存分に体験できるショールームがオープンします。このショールームは株式会社ビーブロックス一級建築士事務所が手掛けており、120年以上の歴史を持つ京町家を改装した特別な空間です。

京都の文化を感じる和モダンな空間

このショールームは、漆喰の魅力を直接感じてもらうことを目的としています。1階には、漆喰の素材感や色合いを実際に見て触れることができるスペースが設けられています。つつじ、やなぎ、柿渋、墨茶といった温かみのある色の漆喰が使われており、京町家ならではの独特な火袋やおくどさんの風景をそのまま堪能できます。訪れることで、和の美しさとモダンなデザインが調和した心和む空間を体感できることでしょう。

地域に開かれたワークショップスペース

さらに、ショールーム内には広々としたワークショップスペースも併設されています。漆喰を使用した「枯山水の庭を作るワークショップ」など、さまざまな体験型のイベントが開催されます。このような取り組みを通じて、地域住民との繋がりを深め、多様なイベントや子どもたちを対象にしたアトリエ、さらにはレンタルコワーキングスペースとしての利用も計画されています。

設計事務所としての機能

2階は設計事務所として運営されており、漆喰アートウォールに関する相談をはじめ、住宅設計や店舗デザインに関する幅広いサポートを行っています。特に、漆喰の専門知識を持つスタッフが対応してくれるため、安心して相談することができます。営業日は平日のみで、営業時間は9時から18時までとなります。

漆喰の魅力を再発見する

京都市に本社を構える株式会社ビーブロックスは、快適な住環境を支える重要な素材として漆喰に注目しています。古くからの伝統が息づくこの地域で、漆喰がどれほど身近な存在かを再認識し、今後の住空間にどのように取り入れていくかを考えるきっかけになるでしょう。特に、漆喰アートウォールhbは、深い色合いと独自の風合いを持ち、多様なカラーリングが可能なため、居住空間に日本の伝統的な美しさを捉えられます。

体験してこそわかる魅力

漆喰はその調湿効果や消臭効果を持つため、心身をリラックスさせる理想的な空間を作る手助けをします。職人による施工だけでなく、DIYタイプも展開し、訪れる人たちが自分の手で漆喰の壁を塗る体験もできます。ショールームには、漆喰に関する様々な情報やイベント情報が掲示されており、訪れることで新たな発見が得られるでしょう。

ぜひ、漆喰の独特な魅力に触れてみてください。