「みんなの説明会」とは
「みんなの説明会」は、機関投資家と証券会社、さらには上場企業を繋げるIRプラットフォームで、2016年5月からそのサービスを提供しています。このプラットフォームの利用者数は年々増加し、特にセルサイドの利用者数が2,000名を超えたことが、最近の大きな話題となっています。
利用者の増加とその理由
「みんなの説明会」では、毎年120%以上の成長率で利用者数が増加しています。特にSBI証券との業務提携を皮切りに、大手証券会社の参加も増えてきています。これにより、サービスは国内外問わず多くの機関投資家や証券会社に支持されています。
また、2020年の決算説明会の情報掲載件数は3,840件を記録し、日本一を誇っています。これらの要素が、機関投資家がスムーズかつ効率的に必要な情報を収集できる環境を整えているのです。
利用者の声:セルサイドのアナリスト
実際に「みんなの説明会」を使っている利用者の声を聞くと、証券会社のアナリストは次のように語っています。「決算説明会の情報を自分で収集して整理する手間が省かれ、見落としがなくなりました」と、その利便性を実感しているようです。説明会に参加しないと必要な議事録やレポートを作成できないため、効率良く参加できるのは大きなメリットです。
外資系のアナリストも、「あらゆる規模の企業情報が揃っているので、「みんなの説明会」だけで完結しています」とコメント。スマートフォンでさまざまな情報を確認できるため、移動中でも仕事が進められる点が支持されています。
今後の発展に向けた取組
「みんなの説明会」は、今後も利用者の声を大切にしながらサービスの向上を目指していきます。上場企業、機関投資家、証券会社の円滑な接続を図り、IRプラットフォームとしての地位を確立していく計画です。
このプラットフォームは、決算説明会を起点に約3,000社の情報を集約しています。利用者は、WEB上で予定の確認や申し込みができ、業務の効率化を実現します。面談のアレンジもワンクリックで行え、情報の見逃しや予定の重複を防ぎ、ストレスを軽減する仕組みも整っています。
会社の背景
「みんなの説明会」を運営する株式会社みんせつは、2015年に設立され、東京都中央区に拠点を置いています。CEOの中安祐貴氏が代表を務め、IR情報を提供しつつ、上場企業向けには機関投資家に情報を発信できるツールを提供しています。
「みんなの説明会」の公式サイトでは、このプラットフォームの詳細や利用方法が紹介されています。これからの株式市場において、より多くの機関投資家や証券会社が活用することが期待されています。ぜひ、公式サイトを訪れてみてください。
みんなの説明会 サービスサイト
まとめ
「みんなの説明会」は、今後も利用者のニーズに応じたサービス開発を進めることで、株式市場全体の活性化に貢献していく姿勢を持っています。証券業界における新たなスタンダードとして、さらなる成長が期待されます。