梅原猛生誕100年記念フォーラム開催
2025年3月20日(木・祝)に、梅原猛氏の生誕100年を祝うフォーラムが京都市で開催されます。このイベントは、一般財団法人梅原記念財団と京都新聞の共催によるもので、梅原氏の業績や思想の未来について考える貴重な機会となります。
梅原猛とは?
梅原猛は日本の著名な哲学者で、京都市立芸術大学の学長を務め、国際日本文化研究センターを設立しました。彼は、独自の仮説に基づく「梅原日本学」を構築し、文学、歴史、宗教を交差させながら日本文化の奥深さを探求しました。彼が提唱した「人類哲学」は、特に東日本大震災の後に多くの人々に感銘を与え、「文明災」と呼ばれた大災害の影響を深く考察しました。
フォーラムの詳細
日時と場所
- - 日付: 2025年3月20日(木・祝)
- - 時間: 午後3時~午後5時45分(開場は午後2時30分)
- - 会場: 京都大学稲盛財団記念館(京都市左京区吉田下阿達町)
- - 入場料: 無料
イベント構成
このフォーラムでは、記念講演や座談会が行われます。記念講演者には宗教学者の山折哲雄氏が登壇し、梅原氏の哲学と生涯について語ります。
座談会には以下の専門家が参加します:
- - 川勝平太(国際日本文化研究センター元教授)
- - 山極壽一(総合地球環境学研究所所長)
- - 梅原賢一郎(梅原記念財団代表理事)
モデレーターは、京都大学の小西賢吾准教授が務めます。
参加方法
このフォーラムは無料で参加でき、参加者は「会場参加」と「オンライン参加」を選べます。定員は会場参加が180名、オンラインは限定なしです。応募はインターネットまたははがきで受け付けており、締切は2025年3月5日(水)です。多くの申し込みがあった場合、会場参加は抽選となります。
【応募方法】
- - インターネット: 専用の申し込みフォームから申請
- - はがき: 必要事項を記載して指定の事務局へ送付(住所などの詳細はフォーラム案内をご参照ください)
アクセス方法
会場へのアクセスは便利で、電車やバスを利用できます。京阪電車の「神宮丸太町駅」5番出口から徒歩約5分、または京都市バスを利用して荒神口で下車し徒歩約5分です。
梅原猛氏の功績
梅原猛氏は、1925年に宮城県に生まれ、京都大学文学部哲学科を卒業後、立命館大学の教授や京都市立芸術大学の学長を経て、国際日本文化研究センターを設立し初代所長となりました。彼の著作は幅広く、哲学や文学の研究だけでなく、新しい歌舞伎や能の脚本も手がけるなど多彩な活動を展開していました。
梅原氏の哲学的貢献は日本文化に深く根付いており、今後の哲学的な議論においても重要な影響を与え続けるでしょう。彼の功績を称えるこのフォーラムに、ぜひ参加してください。