キャセイパシフィック航空が2025年6月5日より香港-ローマ路線の直行便を再開することを発表しました。この路線は季節限定で週3便の運航が予定されており、ビジネスやレジャーでの旅行者にとって非常に便利な選択肢となります。
キャセイパシフィック航空は、香港を本拠地とする名門キャリアであり、1986年に初めて香港とローマを結ぶ直行便を開設。この度の運航再開は、約40年の歴史を持つ関係を持続し、さらなる利便性を提供するものです。特に2025年は、カトリック教会が聖年を祝う年であり、ローマ各地やバチカンでは数多くのイベントや祝祭が行われるため、多くの観光客が訪れることが予想されます。
運航に際して、キャセイパシフィック航空は特別に設計されたワイドボディ機エアバスA350-900型機を使用します。この機材は、ビジネスクラスにフルフラットシートを、プレミアム・エコノミークラスには広々とした座席を、エコノミークラスには快適な環境を提供するよう配慮されています。旅行者は、高い快適性とサービスを享受できるでしょう。
香港から直接ローマへアクセスできるルートは、商業や観光において非常に重要であり、特に今回は、イタリアの首都を訪れる際の便利な選択肢となります。キャセイパシフィック航空は、この再開を歓迎し、利用者の期待に応えるサービスを提供すべく準備を進めているといいます。
なお、ローマ以外にもキャセイパシフィックは2025年に新たな路線の就航を次々と予定しています。3月にはインドのハイデラバード、4月にはアメリカのダラス、6月にはドイツのミュンヘン、8月にはベルギーのブリュッセルへ就航する予定です。また、グループ内のローコストキャリアである香港エクスプレスも2025年1月から新たに香港-仙台便を就航させることになっています。これにより、キャセイパシフィックグループ全体の就航都市は2025年中に100都市に達する見込みです。
キャセイパシフィック航空の最高顧客・商務責任者であるラヴィニア・ラウ氏は、「イタリアの首都への就航を再開できることを非常に嬉しく思います。お客様には、ビジネスやレジャー、特に聖年のお祝いのための旅行に最適なサービスを提供し、素晴らしい体験を提供できることを楽しみにしています」とコメントしています。
このように、キャセイパシフィック航空の香港-ローマ路線の再開は、旅行者にとって喜ばしいニュースです。歴史と文化が織りなす美しいローマを訪れる絶好の機会が訪れることでしょう。詳細については、キャセイパシフィック航空の公式サイトで確認できます。香港とのアクセスが便利なこの路線を利用して、イタリアの魅力を存分に楽しんでみてはいかがでしょうか。
さらに、キャセイパシフィックはフライトだけでなく、ホテル、ショッピング、ダイニングなど多くの分野でプレミアムな体験を提供するブランドとしても知られています。今後の展開に期待が高まります。