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次世代AIマニュアル「GRACE VISION®」の発表

2018年12月5日、東京都に本社を置くグレイステクノロジー株式会社は、完全誘導型AIマニュアル「GRACE VISION®」のプロトタイプ発表会を開催しました。この製品は、BtoB向けのメンテナンス作業において、作業員の教育やマニュアルに基づく作業の効率を大幅に向上させることを目的としています。

GRACE VISIONとは

「GRACE VISION®」は、MR（複合現実）技術を活用し、音声によってユーザーを誘導する革新的なマニュアルです。利用者はAIとの対話を通じて、表示内容に従って作業を行うだけで、機材のメンテナンスを円滑に進めることが可能になります。この手法により、従来の複雑なマニュアルの確認や、メーカーへの問い合わせなどの手間を削減し、コストの削減や技術のスムーズな継承に寄与します。

発表会の内容

発表会では、グレイステクノロジーの代表、松村幸治が未来の展望について語りました。「今後はより多くのデバイスや言語への対応を目指します。AIマニュアルの可能性は無限大です」と語り、今後の発展に期待を寄せていました。また、プロトタイプ版はマイクロソフト社のウェアラブルデバイス「HoloLens」を使用しており、実際のメンテナンス作業の現場でどのように役立つかを体験する様子が紹介されました。

グレイステクノロジーについて

グレイステクノロジーは、国内初の“マニュアル制作専門会社”として知られ、多くの企業に対してマニュアルソリューションを提供しています。1965年に設立された前身の株式会社日本マニュアルセンター時代から数えて、33年間で1,800社を超える顧客に対し、25,000冊、6,000,000ページを超えるマニュアルを作成してきました。この経験が、今回の「GRACE VISION®」開発にも活かされているのです。

今後の展望

グレイステクノロジーは、今後もすべての人にわかりやすいマニュアルの提供を追求し続ける方針です。「GRACE VISION®」の正式リリースに向けた開発を進めつつ、より多くのマニュアル関連のサービスを展開していくことが期待されます。また、2023年8月27日には東証一部に上場を果たし、企業としてさらなる成長が見込まれています。

この「GRACE VISION®」が持つさまざまな可能性は、メンテナンス業界をはじめとする多くの分野での業務効率化に貢献することを目指しています。今後の展開に目が離せません。

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