ユーソナー、名刺管理サービスをNTTデータNJKから譲受し企業向けサービスの強化へ

ユーソナー、名刺管理サービスを譲受

ユーソナー株式会社が、NTTデータNJKから法人向け名刺管理サービス「THE名刺管理Business」を譲り受けることを発表しました。ユーソナーは、東京都新宿区に本社を置き、法人向け企業情報および名刺管理アプリ「ｍソナー」を展開しています。この譲受により、企業向けサービスのさらなる充実が期待されています。

譲受の背景

ユーソナーは、NTTデータNJKの持つOCR技術を活かした実績があり、「THE名刺管理Business」と「ｍソナー」の相乗効果を通じて顧客向けサービスを強化する狙いがあります。譲受にあたり、継続して「THE名刺管理Business」を利用する法人顧客には、必ず詳細な説明を行い了承を得たことを強調しています。

「THE名刺管理Business」の特徴

「THE名刺管理Business」は、デジタル化された名刺情報をクラウド上で簡単に管理・共有できるサービスです。名刺をスキャンするだけで素早くデジタル化でき、検索や参照も迅速に行えます。また、クラウド環境には「Salesforce」を使用し、高いセキュリティを実現しています。

ユーソナー社長のコメント

ユーソナー株式会社の代表取締役社長、長竹克仁氏は、「この度、名刺管理サービスと顧客基盤を譲り受けたことを嬉しく思っています。我々の実績を評価していただいた結果であり、引き継いだ顧客に対して責任を持ってサービスを提供します」と述べています。また、NTTデータNJKとの今後の連携も楽しみにしているとコメントしました。

ｍソナーの詳細

ユーソナーが提供する「ｍソナー」は、日本最大の法人企業データを搭載した名刺管理サービスです。スマートフォンで名刺を撮影すると一瞬で企業情報にリンクし、特許取得済みの機能や商標情報、登記簿情報などが提供されます。さらに、チャット機能や内線機能などのコミュニケーションツールも強化され、様々な部門での利用が可能です。AI技術によって名刺取り込みの精度も向上しており、従来の名刺管理ツールの概念を超えたサービスとなっています。

企業情報

ユーソナー株式会社は1990年に設立され、法人間取引データに関する課題に対処するため、日本最大級の法人企業データベース「LBC」を独自に構築・運営しています。同社は、高品質なデータ収集に特化した技術力と最新の人工知能を駆使して、顧客のビジネス戦略を支援する様々なクラウドサービスを展開しています。

NTTデータNJK株式会社の紹介

一方、NTTデータNJK株式会社は、独立系ソフトハウスとして設立され、現在はNTTデータの完全子会社です。基幹系業務アプリケーション、エンベデッド、Web、モバイルなど幅広い分野でシステム開発を行っており、今回の名刺管理サービス譲受からも多様な技術力が期待されています。

このような背景から、ユーソナーとNTTデータNJKの提携により、法人向け名刺管理サービスの進化が進むことが見込まれています。今後の展開にぜひご注目ください。