飛騨市ファンクラブが「Peatixコミュニティアワード2025」で地域コミュニティ賞を受賞！

飛騨市ファンクラブが「Peatixコミュニティアワード2025」を受賞

2025年5月28日、東京都渋谷区にあるSCC千駄ヶ谷で行われた「Peatixコミュニティアワード2025」において、飛騨市ファンクラブが“地域コミュニティ賞”を獲得しました。このアワードは日本全国の様々なコミュニティの中から特別な取り組みを選出し、表彰するものであり、今回の受賞はこれまでに全国の自治体として初めての快挙です。

「地域コミュニティ賞」の意味

この賞は、地域に根づいた活動や社会課題の解決に寄与する団体やコミュニティを対象とし、その取り組みが地域の活性化や社会の連携を具体的に促進していることが評価されます。飛騨市ファンクラブは、人口減少が進む中で、楽しく、心豊かなまちづくりを目指し、建設的な活動を続けています。

受賞の背景

設立は2017年で、全国47都道府県からの会員数はすでに1.6万人を超えています。ファンクラブは「飛騨市」という共通の興味による交流の場を提供し、地域の様々なイベントや活動を通じて「うれしい、楽しい、面白い」という体験を追求しています。特に「ヒダスケ！」というプロジェクトでは、年間1500人が参加し地域の困りごとを解決する活動を展開。その熱心な取り組みが評価され、今回の受賞に繋がりました。

市長のコメント

受賞を受け、飛騨市の都竹市長は「飛騨市ファンクラブは地域に思いを寄せる方々と結びつくために設立されました。会員相互の交流や地域を支える仲間の増加が、地域全体のウェルビーイングに繋がっている」と述べ、今後もさらなる発展を目指す意欲を表明しました。

アワードの参加と広がり

「Peatixコミュニティアワード2025」には、全国から約450のコミュニティがエントリーし、11カテゴリに分かれて評価されました。受賞された33のコミュニティは、オンライン活動や社会課題解決に関わる取り組みなど多岐に亘ります。飛騨市ファンクラブの受賞は、地域を愛する心で広がりを見せている活動の象徴と言えるでしょう。

活動の多様性と地域への影響

飛騨市ファンクラブでは、特産品の購入や市長が直接案内するバスツアー、市民間の幅広い交流を促進するためのさまざまな部活動（薬草部・まちあるき部・宇宙物理学部など）を展開しています。これらの取り組みはふるさと納税による支援も受けており、地域経済の活性化にも寄与しています。また、会員は地域の宿泊特典や割引クーポンの恩恵も受けることができ、ポジティブな人のつながりを生み出すプラットフォームとなっています。