吸血鬼ハンターDシリーズ、挿絵ファイナルへ
菊地秀行氏の人気作品「吸血鬼ハンターD」シリーズが2026年1月7日に、新刊である第44巻『D-紅い夏の道行き』の発売を迎え、第44巻で挿絵ファイナルを迎えます。これを記念して、挿絵を全て収めた『吸血鬼ハンターD全挿絵集』も同時にリリースされ、シリーズの歴史的な瞬間が訪れます。
天野喜孝氏の挿絵が彩った43年
このシリーズは1983年にスタートし、43年という長い年月を経て、今なお多くのファンに愛され続けています。アートスタイルの草分け的存在ともいえるアーティスト天野喜孝氏が手がけた挿絵は、全340点に及び、本書の出版はファンにとって大きなイベントとなります。
特典やフェアの情報
新刊が発売されるにあたり、特典の配布も行われます。一部の書店では、文庫『吸血鬼ハンターD-紅い夏の道行き』購入者に両面印刷のイラストカード、また『吸血鬼ハンターD全挿絵集』購入者にはステッカーがプレゼントされます。さらに、書泉・芳林堂書店では同時発売記念フェアも開催し、購入者にはサイン色紙の抽選が行われます。
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期間: 2026年1月7日から2月8日まで
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場所: 書泉ブックタワー、芳林堂書店高田馬場店など
挿絵集の内容
『吸血鬼ハンターD全挿絵集』は、文庫版より大きなB5判での発行となり、全作品が掲載されます。また、特別に天野喜孝氏の談話や、原作の菊地秀行氏の解説も収録されています。これにより、ただのイラスト集に留まらず、作品の背景にある思いやクリエイションプロセスを知ることができる貴重な一冊となっています。
アーティスト・天野喜孝氏のプロフィール
天野喜孝氏は、1952年に静岡市で生まれ、67年にはアニメーション制作会社でキャラクター設定を担当。その後独立し、ファンタジー画や装幀画を通じて名声を築きました。特に『ファイナルファンタジー』シリーズのイラストで知られ、数々の賞も受賞しています。彼の作品は、一般読者のみならず、コレクターの心を掴むものとなっています。
まとめ
「吸血鬼ハンターD」の挿絵ファイナルは、ファンにとって特別な意味を持つイベントです。そして、全作品を収めた『吸血鬼ハンターD全挿絵集』がリリースされることで、シリーズの魅力を再確認することができます。2026年1月7日は、逃せない日となりそうです。