スピークバディが新CTOを迎え、プロダクト開発の強化に挑む
株式会社スピークバディ(東京中央区)は、18日、新しい最高技術責任者(CTO)として元スタディストの佐橘一旗氏が就任したと発表しました。この人事は、同社が掲げる「真の言語習得を実現し、人生の可能性と選択肢を広げる」というビジョンのもと、プロダクトの開発を強化するための重要なステップとされています。
新CTOの背景と経験
佐橘一旗氏は、慶應義塾大学を卒業後、株式会社リクルートにてアジャイル開発プロセスの導入や、開発プロジェクトのリーダーを歴任しました。その後、株式会社スタディストにおいて取締役CTOとして、技術戦略や開発組織の構築に尽力。その実績を活かし、スピークバディにおいても革新的な学習体験を提供するための新しい技術戦略を築いていくことが期待されています。
佐橘CTOのコメント
佐橘氏は、「英語力が私のキャリアを築く要素として重要であり、スピークバディにおいてその可能性を広げるお手伝いができることを嬉しく思います」と語っています。また、彼は同社の英会話アプリが提供する実用的な学習体験の質を高めることに全力を尽くすことを誓いました。
スピークバディの成長とサービスの現状
株式会社スピークバディは、AIを活用した英会話学習アプリ「AI英会話スピークバディ」を主力サービスとして展開しており、これまでに450万ダウンロードを超え、企業や自治体での導入も100を超えています。このアプリは、音声認識技術や生成AIを利用し、英会話を楽しく学べる体験を提供しています。
最近では、グローバル化に伴う英語力のニーズが高まる中、スピークバディのサービスがますます注目されています。佐橘CTOへの就任は、こうした市場のニーズに応じた技術革新と組織的成長を加速させる重要な要素となるでしょう。
代表取締役CEOの期待
スピークバディの代表取締役CEOである立石剛史氏は、佐橘氏との出会いを喜び、「彼の技術力と経営視点は、当社の成長に大きく寄与する」と確信しています。また、彼は、「スピーキング力が確実に身につくプロダクトの進化を図り、アジア圏にその価値を届ける」と語り、佐橘CTOの役割の重要性を強調しました。
今後の展望
今後、スピークバディは、ようやく得た新しいCTOのリーダーシップの下で、プロダクトの開発と学習体験の質をさらに向上させることを目指します。言語習得における革新は、単なるアプリの進化だけではなく、多くの人々に英語力を通じた新たな可能性を提供することでしょう。スピークバディは、今後も技術と戦略を駆使し、「アジアのグローバル化を牽引するAI言語習得スタートアップ」としてその役割を果たしていく意向を示しています。
スピークバディの挑戦は始まったばかり。これからの動向には大いに期待が寄せられています。