若きドッグフォトグラファーがWPC2025に選出
愛媛県松山市を拠点とするドッグフォトサービス「Dog Legacy」の水野祥太郎氏(21歳)が、プロ写真家の世界大会「World Photographic Cup(WPC)2025」において、史上最年少で日本代表に選ばれたという快挙を成し遂げました。これにより、祥太郎氏は父親の水野謙治氏と共に、親子二代での代表選出を果たしました。
WPC2025とは
WPCは、写真業界で最も権威のある国際コンペティションの一つとして知られ、通称「写真のオリンピック」と称されています。2013年に設立され、世界各国からの選ばれた30作品が金、銀、銅のメダルを争います。
WPCはさまざまな部門に分かれており、ナチュラルポートレートを含む10の部門が存在します。祥太郎氏はその中のNatural Portrait部門にエントリーし、見事に選出されました。
親子が共に選出
水野氏の父、謙治氏は写真歴30年の経験を持つベテランフォトグラファーで、2020年にはWPCのWedding部門にて日本代表として選ばれた実績があります。この度の親子での代表選出は業界内でも大変話題となり、多くの人々がその快挙に注目しています。
ドッグフォト業界の先駆者
水野氏の運営する「Dog Legacy」は、ドッグフォトの人気が高まる中で、他社と一線を画するクオリティを提供しています。「飾りたくなる一枚」をコンセプトに、愛犬と家族との特別な写真を追求しています。彼の撮影スタイルは、ただ美しいだけでなく、愛犬の個性や本質を捉えることに重きを置いています。
多くのペット関連事業者とのコラボ撮影会を開催しており、全国のドッグカフェや病院、ホテルと連携し、毎月約10組の愛犬家にサービスを提供しています。この活動は全国的に拡大しており、そのレベルの高さが全国からの依頼を生んでいます。
今後の展望
愛媛県松山市のコンテナスタジオ「tradbox」を拠点としつつ、全国各地でサービスを展開する水野氏。2024年の始動からわずか1年で、WPC日本代表に選出されるまでに至りました。彼はその実力でさらに全国展開を目指し、ペット関連事業者とのさらなる連携を強化する計画です。
水野氏は「高品質でアート性の高いドッグフォトを提供したい」と語り、世界舞台での活躍に期待が高まります。
まとめ
WPC2025で日本代表に選ばれた水野祥太郎氏の快挙は、多くのドッグフォトグラファーに刺激を与え、愛犬を持つ家族たちにも新たな可能性を示すものとなります。これからの動向に注目が集まっています。