クレディセゾンが新たにオリジナルフォントを発表
株式会社クレディセゾンは、この度初となるコーポレートフォント『SAISON Sans』および『SAISON Sans Advance』を開発しました。これらのフォントは、企業のブランドイメージを一貫させるための重要なツールとなります。新しいフォントは、来年12月3日(火)に特設サイトが公開され、その詳細が披露される予定です。
ブランドイメージの重要性
クレディセゾンは、1983年にセゾンカードを開発した企業です。創業以来、彼らは単なる決済の手段としてだけでなく、顧客とのコミュニケーションを重視し、様々な情報を提供する役割を果たしています。今回のフォント開発は、こうした歴史を噛み締めながら、ブランドのアイデンティティを未来に繋げる一手となることでしょう。
フォントデザインの特徴
1.
『SAISON Sans』の特徴
『SAISON Sans』は、セゾンカードのロゴで用いられている書体をベースにしたスタンダードなフォントです。可読性が高く、さまざまなシーンで使いやすいようにデザインされています。さらに、特定の文字列を入力することで、セゾンのアイデンティティを象徴する二重丸が表示され、ブランドを一層引き立てています。
2.
『SAISON Sans Advance』の魅力
このフォントは、伝統的な『SAISON Sans』に洗練されたエレガントさを加えたデザインです。未来を見据えた挑戦を象徴するもので、クレディセゾンが目指す全世界の人々の日常生活に溶け込むことを意識しています。
特設サイトでの情報公開
新しいフォントの特徴については、特設サイトで詳しく解説されています。デザインを手掛けたフォントワークス株式会社の書体デザインディレクター、ヨアヒム・ミュラー・ランセイ氏による解説があり、プロジェクトの背景や意図を知ることができます。
特設サイトへのリンクはこちらです:
SAISON Sans 特設サイト
タイポグラフィ年鑑2025での受賞
新たに開発された二つのフォントは、名誉ある『日本タイポグラフィ年鑑2025』のタイプデザイン部門にも入選しています。2045点の中から選ばれたこの受賞は、クレディセゾンのデザイン性とフォントの魅力を証明するものです。
誠実なコミュニケーションの象徴
クレディセゾンのブランディング戦略部の山本尚毅課長は、今回のプロジェクトを通じてフォントが顧客とのコミュニケーションの重要な要素であることを強調しています。文字が持つ印象は意識することなく受け手に伝わり、そのためには誠実さや楽しさが必要です。「SAISON Sans」がその象徴として役立つことを願っています。
今後、クレディセゾンは多言語対応のフォントを開発し、さらなるブランド力の強化を目指し続ける方針です。これによって、顧客との深いコミュニケーションを実現し、信頼関係を築いていくことでしょう。