八百結び農法が生んだ新たな健康成分、エクソソームの魅力とは

初の報告！八百結び農法®で生まれたエクソソームに注目

先日、壌結合同会社が開発した八百結び農法®で育ったにんじんから、驚くべき量のエクソソーム様粒子が検出されました。1gあたり1,670億個という膨大な数値で、1本のにんじんには約25兆個ものエクソソームが含まれていることが確認されたのです。この数字は、健康と栄養についての新たな視点を提供します。

エクソソームとは？

エクソソームは30～150nmのサイズを持つ細胞由来の微小な粒子で、細胞間で情報を伝達する役割を果たします。特に、食事由来のエクソソームは外因性エクソソームと呼ばれ、我々が摂取することで体に様々な影響を与えます。このことは、最新の研究でも注目されているトピックで、マサチューセッツ大学の教授たちは2024年ノーベル賞を受賞しています。

八百結び農法の取り組み

八百結びのにんじんが生まれる背景には、土着微生物の活性化を重視した八百結び農法があります。化学肥料に依存せず、地域の畜産業者と連携して、健康な土壌環境を整えています。このアプローチにより、にんじんは糖度が12度を超える甘さを実現し、食べると柿のような風味があると評判です。また、残留農薬の検査でも未検出という結果が確認されており、安全性にも配慮されています。

エクソソームの健康効果

八百結びのにんじんから豊富に得られるエクソソームは、細胞の状態を改善し、健康をサポートする可能性があります。エクソソームが血流を通じて各細胞に届けられることで、遺伝子レベルでの調整が期待され、エイジングケアや美容改善に貢献するでしょう。特に、野菜を生で食べることで、調理後のmiRNAレベルを低下させず、栄養素を豊富に摂取することが可能になります。

EXO-Vegeプロジェクトの目的

この取り組みは「EXO-Vegeプロジェクト」として、多様な専門家が連携し『医食土同源』をテーマにしています。健康な土壌は食物の健康に直結し、それがまた人間の健康を促進すると信じて、研究と開発が進められています。生涯を通じて、健康的な食生活を実現し、さらに地球環境の持続可能性にも寄与することが目指されています。