心理学を活用した生花販売イベント『慕ひ花』が八王子で開催！

2024年10月15日から20日まで、東京都八王子市のHibiya-Kadan Style セレオ八王子店で、明治大学農学部共生社会論研究室と日比谷花壇による共同企画「慕ひ花（おもいばな）」が開催されます。このイベントでは、心理学を通じて花の贈り方を学び、実際にその体験を通じて気持ちを伝える方法を提供しています。

心理学と花の新しい出会い

日比谷花壇は、明治大学の学生と共に「心理学×花」をテーマにした取り組みを行っています。研究を通じて、普段花を購入することの少ない若年層に対してどのように購買意欲を高められるかを探求しており、行動経済学の観点からも消費者行動を分析しています。この試みの結果として、「慕ひ花」イベントが誕生しました。

このイベントは、若い世代の方々へ花を使って心の中の叫びや想いを分かりやすく届けることを目的としており、参加者が心理的アプローチに基づいて選ばれた生花を手に取る体験を提供します。

体験する『慕ひ花』の流れ

イベントでは、黒板に記載されたフローチャートに従って、質問に答えることで自身の性格や花に関する歴史を振り返ります。そのプロセスを経て、行き着いた先にあるカードには、選ばれた生花とその特性、意味、そして心理学的なアドバイスが記載されています。このようにして、お客様それぞれにぴったりと合った花を見つける手助けをするのです。

この新たな花の選び方は、通常の購入方法とは一線を画し、お客様が心に抱えている言葉にできない思いを花に託して相手に送る感動的な体験となることでしょう。

イベントを通じた学び

明治大学共生社会論研究室の学生たちは、花を購入することに対して少し戸惑いを感じる若い世代が、このイベントを通じて感じる楽しさや発見を大切にしています。彼らは「慕ひ花」に込めた思いを語り、普段は花を贈ることに戸惑っている人々の背中をさりげなく押してくれる存在であることを目指しています。

まとめ

日比谷花壇は、今回のイベントを通じて、新たな販売スタイルやサービスを開発し、「花」と「緑」のある心豊かな生活を広めるための取り組みを進めています。
今後も教育機関との連携を図りつつ、顧客が身近に花を楽しめる環境を整えていく考えです。

この春に新たな体験ができる「慕ひ花」に、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。