社会保障ゲームの需要が増加中
NPO法人Social Change Agency(東京都台東区)が開発した社会保障教育教材『社会保障ゲーム』は、その累計注文数が2026年4月に100件を超えるという大きな成果を収めました。このゲームは、社会保障制度への理解を深めることを目的としており、全国から多様な注文主体が登場しています。
注文の対象となるのは、中学校・高等学校、大学・専門学校をはじめ、教育委員会や医療機関、社会福祉法人、自治体、地方議員、士業団体、企業、さらにはNPOや個人に至るまで多岐にわたります。特に、北海道から沖縄まで全国各地からの注目を集めており、社会保障教育が専門領域を超えて拡がりを見せています。
発展を促す代表理事の想い
代表理事の横山北斗氏は、社会保障ゲームを開発した背景について次のように語っています。「社会保障制度は、単に知識を持つ人だけが恩恵を受けるものではなく、誰もが自分の生活の中で権利として利用できる制度にしていきたい」という強い意志が込められています。
また中学校・高等学校の授業においての利用はもちろんのこと、大学の専門教育や自治体職員研修、医療福祉現場での研修など、多様な場面で社会保障を学ぶ機会が増えていることは、社会保障制度への関心が確かに広まっていることを示しています。
社会保障ゲームの仕組み
この教材は、架空のキャラクターが直面するピンチ(失業、病気、介護、出産・子育て、死別など)を通じて、社会保障制度を体験的に学ぶことができるシミュレーション形式となっています。プレイ人数は4から6人で、所要時間は60〜90分、価格は税込14,800円となっています。この受注販売が始まったのは2026年3月からです。オンラインでの詳細やお申し込みは、専用の販売サイトでご確認ください。
地域に根ざした活動と今後の展開
Social Change Agencyは、社会保障制度へのアクセス格差を解消するため、さまざまな教育プログラムやAIツール、政策提言を行うNPO法人です。今後も、社会保障教育の重要性を広く認識してもらうために活動を継続していく方針とのことです。
開発責任者の経歴
横山北斗氏は、神奈川県立保健福祉大学を卒業後、医療機関で患者家族への相談業務に従事。その後、NPO法人を設立し、社会保障に関する著書も出版されています。近年では内閣府や厚生労働省の委員としても活動しており、社会保障制度の改善に向けた取り組みが高く評価されています。
まとめ
『社会保障ゲーム』の成功は、社会保障制度に対する多様な興味や関心が広がっていることの象徴的な例となっています。このような教育プログラムが、今後どのように社会保障制度への理解を深め、アクセスの改善に寄与していくのか注目が集まります。今後の動向にぜひご期待ください。