大阪シーリング印刷の新製品「高透明ラベル」
最近、大阪シーリング印刷株式会社から新しい製品が発表されました。それが「高透明ラベル」です。このラベルは、特に意匠性が求められる商品において、従来のラベルよりも透明度が高く、瓶などの透明な容器に貼った際に、まるで印刷が直接施されたかのような仕上がりを実現します。2025年12月15日より市場に投入される見込みです。
開発の背景
大阪シーリング印刷は、これまでお客様のニーズに応えるべく数多くの製品を開発してきました。この「高透明ラベル」もその一環として生まれた製品です。高い透明度を持つラベルを求める声に応えるため、平滑性の高い剥離フィルムを用いることで、従来の製品と比べてゆず肌(細かい凹凸)が低減されており、よりクリアな仕上がりが特徴です。また、透明な糊を使用することで、更なる美しさを引き出しています。
デジタル印刷による精細な仕上がり
この新しいラベルは、デジタル印刷技術を活用しているため、フルカラー再現が可能です。特にグラデーションや写真のような繊細なデザインも忠実に表現できます。版が不要であるため、コストを抑えることができ、印刷位置のずれなどのトラブルも回避できるため、デザインの再現性も高まります。
コスト削減の効果
瓶に直接印刷を施す一般的な方法では、高い初期投資や印刷コストがかかることが多いですが、「高透明ラベル」を用いることで、そのコストを大幅に削減することが可能です。特に、デジタル印刷は少量の生産やデザインの変更にも柔軟に対応できるため、さまざまなニーズに応えることができます。
通常品との比較
左側にあるのが「高透明ラベル」で、右側が通常の透明ラベルです。透明度の違いが一目瞭然です。これにより、ブランドの価値を高める視覚的効果が期待できます。
大阪シーリング印刷について
大阪シーリング印刷株式会社は、1927年に設立され、現在まで信頼される製品を提供し続けています。シールやラベル、フィルム製品、紙器パッケージを手がける企業であり、顧客ニーズに応えるため、製品の企画・デザインから製造まで一貫して行なっています。また、資材調達や印刷用原紙の開発に至るまで、多様な業務を展開し、高品質な製品を安定供給しています。
大阪シーリング印刷は、今後も革新を続け、より良い製品やサービスの提供に努めていくでしょう。