GSXが丸紅I-DIGIOと提携し、新たにMDRサービスを開始
グローバルセキュリティエキスパート株式会社(GSX)は、東京を拠点とする丸紅I-DIGIOホールディングス株式会社(MIH)との資本業務提携を活かし、AIを駆使したセキュリティプラットフォーム「SentinelOne」のMDR(Managed Detection and Response)サービスを新たに提供することになりました。これにより、GSXはこれまで扱ってきたCrowdStrikeに加え、SentinelOneを通じてさらに広範なエンドポイント対策を実現することが可能となります。
サイバー攻撃の複雑化とMDRサービスの必要性
日々進化するサイバー攻撃に対し、企業はより堅牢なエンドポイント対策を求めています。サイバーセキュリティの専門家が現場で直接的な監視を行うことで、攻撃をリアルタイムで検知し、迅速に対策を講じる必要があるのです。しかし、企業内部で専門知識を持った人材を確保することは難しいため、外部の専門家に頼るニーズが高まっています。GSXでは、経験豊富なコンサルタントチームが常に監視を行い、お客様のセキュリティリスクを迅速に評価し、的確な対応を行うMDRサービスを提供しています。
GSXのMDRサービスの成り立ち
GSXは2018年以来、CrowdStrikeのMDRサービスを展開し、さまざまな業種や企業規模のクライアントに対してエンドポイント対策の運用をサポートしてきました。近日中に追加されるSentinelOneのMDRサービスは、これまでの経験を最大限に活かし、顧客の多様なニーズに応えるものとなります。
SentinelOneの特徴と利点
SentinelOneはAIを活用し、自律型のサイバーセキュリティプラットフォームとして知られています。このプラットフォームは、エンドポイント、クラウド、ID、データなど、組織全体のセキュリティを統合的に管理します。特に、高度な脅威をリアルタイムで検知し、迅速に防御及び修復を行うことができる特性が強調されています。
高速な修復機能
SentinelOneの最大の特長の一つは、異常検知後にわずか0.1秒以内に修復作業を開始する能力です。ボリュームシャドーコピーとTrue Contextを照合し、必要最小限の部分移植を行い、迅速な対応を実現します。これにより、企業はダウンタイムを最小限に抑えることができるでしょう。
ダウンタイムを抑える自動対応
通常、手動対応型のEDR製品では、脅威の検知から解決までに時間がかかり、その間にネットワークが隔離されているPCの利用者はダウンタイムを経験します。しかし、SentinelOneは自動対応機能を搭載しており、インシデントが発生した際にも即座に修復を完了させるため、ダウンタイムを最小限に抑えることができます。
オフライン環境でも機能
SentinelOneは、各端末に分析エンジンが内蔵されているため、オフライン環境であってもEDR機能を活用したセキュリティ対策が可能です。これにより、接続されていない環境でも安心して業務を行うことができます。
今後の展望
GSXは、丸紅I-DIGIOとの連携を深め、MIH・GSX双方の顧客に対して、エンドポイント対策の提案から導入、MDR運用サービスまでを一貫して提供します。これにより、より多くの企業が安心してデジタルビジネスを進められるよう支援することを目指しています。
今後もGSXのMDRサービス及びSentinelOneの詳細は、公式ウェブサイトで随時更新される情報をチェックしてください。
詳細ページ:
GSX SentinelOne MDRサービス