セブンセンス税理士法人とアンパサンド税理士法人が業務提携を開始

セブンセンス税理士法人とアンパサンド税理士法人の提携について

東京都台東区に本社を構えるセブンセンス税理士法人と、墨田区のアンパサンド税理士法人が業務提携を結ぶことを発表しました。この新たな提携において、両法人は専門性を相互に補完し、上場企業から中小企業まで幅広くクライアントに対して価値を提供することを目指しています。特に、会計から経営に至るまでの総合支援を実現し、企業の成長をサポートする意向が示されています。

提携の目的とビジョン

この提携の主要な目的は、過去の会計業務と未来の経営サポートをつなげることにあります。両法人は、決算や申告といった基本的な支援に加え、戦略策定やデジタル変革（DX）、資金調達に至るまで、一貫したサポートを提供します。このような取り組みを通じて、持続的な価値提供と企業間の共創関係の構築が期待されています。

セブンセンス税理士法人の代表である徐瑛義氏は、アンパサンド税理士法人との提携を「強みの掛け算」と表現し、両法人が知見を結集することで、スタートアップからM&A、IPOまでの支援が可能となると強調しました。提携を通じて、クライアントの成長を促し、地域社会における健全な循環を生み出す「エコシステム」を創造することが狙いです。

また、アンパサンド税理士法人の代表である山田典正氏は、今回の提携により、特にスタートアップ企業に対するサポート体制がさらに強化されるとの意見を述べています。法人税務の専門性を持ちながら、事業計画の策定や事業承継のサポートに応じたノウハウの融合が、新たなシナジーを生み出すことに期待を寄せています。

新たに創出される価値

この業務提携によって、セブンセンス税理士法人とアンパサンド税理士法人は、税務や会計の枠を超えたワンストップサービスを構築します。中小企業が直面する複雑な問題に対して、実効的なソリューションを提供し、これにより企業の健全な成長を支援していく方針です。さらに、両法人の取り組みを通じて、地域経済や社会への還元を促進し、日本経済の基盤を強化する目標を掲げています。

それぞれの法人について

セブンセンスグループは、全国に展開する士業法人グループであり、税理士法人を中心に多様なサービスを提供しています。スタッフ数は250名を超え、東京だけでなく、海外にもオフィスを持っています。特に、ITを駆使した効率的な支援体制と、専門家との連携による幅広いニーズへの対応が特徴です。グループ理念として「チャレンジ ing × チェンジ ing」を掲げ、顧客との共創を重視したビジョンを推進しています。

一方、アンパサンド税理士法人は、少人数でありながら多様なクライアントに対応できる専門性を持つ法人です。創業期から上場企業までサポートし、税務業務だけでなく、経営に寄り添った支援を強みとしています。「未来に残る文化を育む」という理念のもと、顧客との長期的な関係構築を目指しています。

今回の業務提携は、両法人が持つ専門性や知見を活かし、より良いサービスを提供するための重要なステップとなることでしょう。