【美尻になりたい！】女性の9割が抱えるお尻の悩み、自信がない4割以上は姿勢が悪化！？自宅でできる美尻トレーニング＆セルフケア2つを紹介

女性の9割が「お尻の形に自信がない」！自信がない女性の4割以上が猫背や体幹がゆがむ姿勢をしがち～カラダのプロが教える「自宅で簡単にできる！美尻づくり２つの方法」～

「お尻の形に自信がない…」と感じている女性は多いのではないでしょうか？

2022年10月に行われた調査では、20歳～50歳未満の女性1,983人を対象に「お尻の形に自信はあるか？」という質問をしたところ、なんと90.2%が「ない」と回答しました。

「自信がない」と回答した女性にその理由を聞いたところ、最も多かったのは「垂れている」（52.4％）という回答でした。

その他、「大きい」（36.8%）、「丸みがなくのっぺりしている」（22.8%）、「お尻と太ももの境目がない」（17.7％）などの悩みが挙がりました。

さらに、お尻に自信がある女性の7割以上は何らかのトレーニングや対策をしている一方で、自信がない女性の6割以上は何もしていないという結果も出ています。

気になるのは、自信がない女性の4割以上が「猫背」「立っている時、左右どちらかに体重をかけてしまう」「脚を組む癖がある」など、体幹がゆがむ姿勢をしがちであるという点です。

一体なぜ、姿勢が悪くなるとお尻の形に悪影響が出るのでしょうか？

姿勢が悪くなるとお尻の形が悪くなるワケ

私たちの体は、運動連鎖という仕組みで全身が繋がっています。そのため、脚や体幹の姿勢が悪くなると、バランスが崩れ、お尻にも悪影響が出てしまうのです。

例えば、猫背は背骨の問題のように思えますが、背骨の土台は骨盤です。猫背になると、骨盤も連動して後ろに傾き、反り腰になると、骨盤は前に倒れていきます。このように、姿勢が悪くなると骨盤の位置や角度が変化し、骨盤周りの筋肉がうまく働かなくなり、お尻の形がアンバランスになってしまいます。

左右どちらかに体重をかけたり、脚を組んだりするのも同様です。これらは骨盤の高さやねじれによる左右差を生じさせ、姿勢の対称性を損なう行為です。

美尻になるには？姿勢改善とトレーニングが重要！

では、どうすれば美尻を手に入れられるのでしょうか？

カラダのプロである整体師の上田祐輝先生は、姿勢改善とトレーニングの2つを組み合わせることを推奨しています。

1. 姿勢を整える簡単セルフケア

まずは、日頃から姿勢を意識することが大切です。

猫背や反り腰など、自分の姿勢の癖を理解し、それを改善するためのセルフケアを行いましょう。

・猫背解消

猫背の自覚がある方は、骨盤が後ろに傾いていることが多いです。そこで、骨盤を前傾させて理想の位置に近づけるように、「腸腰筋」という筋肉を鍛えていきましょう。

仰向けになり、両膝を立て、足の裏を床につけた状態から、片脚を床から浮かせて胸に近づけます。これをゆっくりと10～20回繰り返します。反対側も同様に。

・反り腰解消

反り腰の自覚がある方は、太ももの前側の「大腿直筋」が硬くなっていることが多いので、この部分をほぐすストレッチをしましょう。

仰向けで寝て、片脚を曲げてお尻に近づけます。前ももが張ってきたらそこで止めて、30秒間伸ばしましょう。これを3セット行います。反対側も同様に。

反り腰には、「腸腰筋」のストレッチも有効です。

ハイハイの姿勢になり、片脚を前に伸ばして、お尻を下げていきます。後ろの脚の股の付け根が伸びていると感じたら、そこで30秒間伸ばしましょう。これを3セット行います。反対側も同様に。

2. 自宅で簡単にできる美尻トレーニング

姿勢を整えたら、美尻のトレーニングを始めましょう。

今回の調査で最も多かったお尻の悩みは「垂れている」でした。これは、「大殿筋」という筋肉を鍛えることで改善できます。

大殿筋は、重力に負けないように働く「抗重力筋」の一つで、お尻の大部分を覆っている筋肉です。

仰向けになり、両膝を立て、足の裏を床につけた状態から、お尻を浮かせます。この状態を30秒間キープします。これを3セット行います。

負荷が強すぎる場合は、秒数を減らしましょう。反対に、軽すぎる場合は、足裏の位置を体から遠ざけることで負荷を増すことができます。

美尻トレーニングを成功させるためのポイント

・毎日継続すること

毎日コツコツと続けることが美尻への近道です。

・正しいフォームで行うこと

間違ったフォームでトレーニングすると、効果が得られないだけでなく、怪我のリスクも高まります。正しいフォームを意識して行いましょう。

・無理せず自分のペースで行うこと

最初は、自分の体力に合わせて無理のない範囲で行い、徐々に強度を上げていきましょう。