IHIとST Engineeringの協業
2026-10-28 14:30:43

IHIとST Engineering、原子力分野での新たな協業に向けて覚書を締結

IHI株式会社は、2023年10月27日、シンガポールのST Engineering社との間で原子力分野における協業を模索するための覚書(MOU)を締結しました。この覚書は、エネルギーインフラのサプライチェーンの構築と強化に向けた共同作業の第一歩となります。

調印式では、ST Engineeringの幹部が顔を揃え、IHIからは常務執行役員の小澤典明氏や、事業開発統括本部の副本部長である小林広樹氏が参加し、両社の連携を祝福しました。この覚書を通じて、IHIとST Engineeringはそれぞれの製造技術やプロジェクト遂行能力を融合させ、原子力施設の構造物製造や、AI・ロボット技術を活用した製造プロセスの高度化に向けた協業を進める予定です。

特に、IHIの豊富な原子力エンジニアリングと機器製造の経験、ST Engineeringの先進的エンジニアリングとデジタル技術を組み合わせることで、今後は自動化やデジタル化、AIの導入による品質向上や生産性の向上、さらにはトレーサビリティの強化を実現することが期待されています。

IHIの取り組みとしては、カーボンニュートラルな社会を目指し、エネルギーの安全保障へも貢献していく姿勢が強調されています。具体的には、クリーンエネルギー分野における事業基盤の強化と供給能力の拡充を推進。今回の覚書は、その活動の一環であり、先進原子力技術の開発やサプライチェーンの堅牢性向上に向けた取り組みを加速させるものです。

IHIは、原子力分野で培った知識を基に、確実で安心、安全なエネルギーの供給に一層寄与する意向を表明しています。将来的には、持続可能なエネルギーインフラを構築するための新たな技術開発が期待されます。

一方、ST Engineering社は、航空宇宙からスマートシティ、防衛、安全保障まで多岐にわたる領域で事業を展開しています。シンガポールに本社を置き、アジア、ヨーロッパ、中東、アメリカに拠点を持つ同社は、100カ国以上の顧客にサービスを提供しています。同社は、原子力産業における技術革新を重視し、慎重かつ段階的にその参画を進めています。

今後、IHIとST Engineeringの協業がもたらす技術革新は、原子力の安全性や効率を飛躍的に向上させる可能性があり、世界のエネルギー市場に新たな風を吹き込むことが期待されています。持続可能な未来に向けたこの取り組みが、果たしてどのような成果を生むのか、今後の動向に注目です。


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会社情報

会社名
株式会社IHI
住所
東京都江東区豊洲三丁目1-1豊洲IHIビル
電話番号
03-6204-7800

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