小孫哲太郎の陶芸展が阪神梅田本店で開催
2023年12月11日(水)から17日(火)まで、阪神梅田本店の8階に位置するアートギャラリー「ハローカルチャー」で、小孫哲太郎の陶芸展が開催されます。彼の作陶活動は20周年を迎え、創造性と力強さにあふれた作品が並びます。
この展覧会では、沖縄の伝統的な技法である“掻き落とし”を基にした、印象的な線彫と色絵による陶器が約100点展示されます。細い線で描かれた輪郭に釉薬で彩色され、エネルギーを感じさせる作品は、花器や茶碗、ぐい吞みなど多種多様です。
代表作の紹介
特に注目すべき作品には、幅25×奥行20×高さ35cmの「線彫色絵サボテン華器」があり、価格は330,000円です。この作品は、独特の形状と鮮やかな色使いが特徴で、その存在感から見る者を魅了します。また、幅15.7×奥行8×高さ11.5cmの「線彫色絵サカサヤマ」(71,500円)、径7.5×高さ11cmの「線彫色絵松紋壺」(44,000円)、径13×高さ19cmの「線彫色絵蜻蛉紋壺」(77,000円)など、多彩な作品が揃っています。
作家小孫哲太郎について
小孫哲太郎氏は1974年に東京都で生まれ、1999年に沖縄県立芸術大学で陶芸を専攻して卒業しました。彼は糸満工芸陶苑での経験を経て、2004年に千葉県いすみ市に独立した工房を開き、その後2016年には埼玉県ときがわ町へ移転しました。国際的にも評価され、フランスやイタリア、スペインで作品を展示してきました。また、2022年には第二回壺1グランプリにてグランプリを受賞し、陶芸界での地位を確立しました。
仕様や営業について
今回は小孫哲太郎氏が全日在廊する予定で、実際に作品を手に取り、その魅力を味わう絶好の機会になります。ただし、作家の都合により変更がある場合がありますので、訪れる前に確認することをおすすめします。詳細については、阪神梅田本店の「美術散歩」公式URLや、ハローカルチャーのコラムブログを訪れると良いでしょう。
最後に
本展覧会は最終日が午後5時で終了となりますので、ぜひお見逃しなく。小孫哲太郎の陶芸が持つ美しさと魅力を体感し、心に残るひとときを過ごすことができるでしょう。美術に興味のある方はもちろん、陶芸初心者の方もこの機会に訪れてみてください。