アイシンの新たな挑戦
株式会社アイシン(本社:愛知県刈谷市)が、プロバスケットボールチーム「シーホース三河」との協力のもと、安城市に建設中の新アリーナをメタバース空間で体験できるイベントを開催することが決まりました。このイベントは、2023年3月29日に中部国際空港セントレアで行われ、最新のITプラットフォーム技術を駆使した仮想空間プラットフォームの中で新アリーナを体験できるブースが出展されます。
メタバース空間での新アリーナ体験
アイシンが今回のイベントで提案するメタバースでは、安城市の新アリーナを仮想的に再現し、参加者はシーホース三河の公式マスコット「タツヲ」を操縦することでアリーナの内部を見学したり、三河安城駅周辺を散策することが可能です。これにより、地域の人々が新しい交流の場としてのアリーナのイメージを持ち、今後のまちづくりにおける期待感を高めることを狙っています。
ITプラットフォーム技術の活用
アイシンは、IoT技術を用いた現実空間のデータ蓄積から始まり、様々な業務効率化の手段を提供してきました。工場の稼働状況の可視化や在席状況の把握ツールなど、ITプラットフォーム技術はさまざまな場面で活用されており、地域貢献の手段として自治体とも協力し、交通安全教育にメタバース技術を応用した実証実験も行っています。
新アリーナの建設プロジェクトは、三河安城を中心とする地域活性化の一環として進められており、2028年の竣工を目指しています。このアリーナが完成すれば、「シーホース三河」のホームアリーナとしてだけでなく、地域の交流拠点としても重要な役割を果たすことが期待されています。
DX開発と地域社会への貢献
アイシンはこれまでも、デジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させることで地域社会への貢献に努めてきました。経営理念である「“移動”に感動を、未来に笑顔を。」を実現するために、今後も強力なプラットフォーム技術を駆使し、地域と共に成長していく考えです。新アリーナのメタバース体験を通じて、地域活性化の推進に寄与することが期待されます。
まとめ
アイシンによる新アリーナのメタバース空間再現は、地域の人々にとって新しい交流の場を提供する素晴らしい機会です。仮想空間での体験は、今後のアリーナ建設プロジェクトの認知度向上にもつながり、地域のまちづくりに貢献するでしょう。今後の取り組みにも注目が集まります。