EXITが紐解く!ブームの波とその裏にある真実とは
新たなエンターテイメント番組「教えて!神ウエーブ」の登場です。この番組では、人気コンビEXITがブームの“波”を深堀りしていきます。流行を巻き起こしたテーマとして取り上げられるのは「熱海」、「美白」、「ハンドメイド」の3つです。これまでに訪れた数々のブームの起源やその背後にあるストーリーを解き明かすことで、単なるトレンドではなく、その文化的背景にも迫ります。
熱海に見る観光地の波乱万丈な歴史
熱海は今や「昭和レトロ×住みやすさ」として若者たちの心を掴む観光地ですが、その歴史は決して平坦ではありません。江戸時代から始まった「湯治」の文化、この時期にはすでに熱海の名が広まり、徳川家康も愛しそうな温泉地として知られていました。
1950年代には新婚旅行の聖地としてもその名を轟かせる時代を迎え、1964年の東海道新幹線開通により、観光業は一気に加速。しかし、1991年のバブル崩壊以降、熱海は訪れる観光客の激減に直面します。その結果、地元の職員たちの戦略的な取り組みが観光客を呼び戻し、一旦は復活を果たしましたが、再び新型コロナウイルスの影響で厳しい状況に。そんな中でも、熱海は新たな客層を狙い続け、観光地としての存在感を確立したのです。
美白ブームの背後にあるカリスマたち
次に取り上げるのは美白ブームです。実はこの美白ブームは、小麦肌ブームと交互に流行してきた形跡があります。1966年に資生堂が出した広告で、「前田美波里」が登場すると、瞬く間に小麦肌ブームが巻き起こりました。その後、「山口小夜子」というカリスマモデルが美白を新たな理想とし、「夏目雅子」の出現で再び小麦肌が注目されるまでに至ったのです。
さらに、安室奈美恵の影響で小麦肌がピークを迎える中、鈴木その子が現在の美白ブームを確立しました。こうして、流行の一環として、美容業界では常にトレンドが入れ替わってきました。最近では、UVカットスプレーやSNSで紹介される新しい日焼け対策方法が広まり、令和のトレンドとしての美白が強調されています。
ハンドメイドの流行がもたらす新たな波
そして、現代のトレンドにおいて見逃せないのが「ハンドメイド」です。特に編み物は今、K-POPアイドル『LE SSERAFIM』のメンバー、宮脇咲良のSNSによって一気に若者の間でブームが起きました。これにより、デジタルデトックスとしてハンドメイドに親しむ動きが広がっています。
とはいえ、ハンドメイド自体は新しい流れではなく、昭和の時代から多くの世代に愛されてきました。番組内では「子供たちが夢中になったハンドメイド」や今話題の「推しぬい」なども取り上げ、実際に若者の創造意欲をかき立てている様子を紹介します。
このように、流行の背後には常に文化や社会の動きがあり、EXITのMCりんたろーがそのすべてを語る番組「教えて!神ウエーブ」。見る者にとっては、ただのエンターテイメントにとどまらず、今の社会を理解するためのヒントが得られることでしょう。
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