株式会社食研が「くるみん認定」を取得し子育て支援企業へと成長する取り組み

株式会社食研が取得した「くるみん認定」とその意義

株式会社食研（本社：千葉県）が、このたび「くるみん認定」を取得しました。この認定は、子育て支援に励む企業としての取り組みやその成果を評価されたもので、今後も社員とその家族が安心して働き生活できる職場環境の構築を目指しています。

くるみん認定とは

「くるみん認定」は、子育て支援を重視する企業に与えられる証しです。厚生労働省が定める基準を満たした企業のみが名乗ることを許可されるもので、次世代育成支援の取り組みに対する評価がカギになります。株式会社食研が取得した認定は、令和5年4月1日から令和7年3月31日までの計画に基づく成果として認められました。

柔軟な働き方の実現

株式会社食研は、働きやすい職場環境の整備に力を入れており、子育て世代の従業員支援を目的とした各種制度が設けられています。特に「子の看護等休暇」制度は、小学校3年生修了までの子どもを抱える社員に年間最大10日、2人以上の場合は20日を限度に休暇を取得できるもので、必要に応じて1日単位や時間単位での取得が可能です。この制度のおかげで、従業員は育児と仕事を両立させやすくなります。

育児休暇の推進と介護支援

また、同社では育児や家庭の介護を行う従業員向けに、積立有給休暇の使用制度も導入されています。この制度により、育児や要介護状態にある家族の介護が必要な場合、従業員は積み立てた有給休暇を使うことができます。事前または事後の承認を受けることで、急な事態にも対応できるため、必要な支援が可能です。

さらに、男性従業員の育児休暇取得も奨励されており、これが社員全体の子育てと仕事の両立を実現するための基盤となっています。

従業員の成長とダイバーシティの推進

株式会社食研では、従業員の能力を引きだし、安心して働ける環境を提供するために階層別研修などのキャリア支援プログラムも実施しています。加えて、高齢者や障害者雇用の強化、外国人実習生との協力も進め、幅広い人材支援施策を推進している点が特筆されます。

このくるみん認定の取得は、社員同士が支えあい協力し合った結果です。今後も多様性が重視され、安心して働ける職場を目指し、地域社会への積極的な貢献と持続可能な未来の実現に向けての取り組みを強化していく方針です。