医療経営の新たな道を拓く「医療MBAエグゼクティブコース」が始まる

新たな医療経営を学ぶ「医療MBAエグゼクティブコース」

医療の現場では、臨床スキルだけでなく経営やマーケティングの知識も求められる時代となっています。そんなニーズに応え、ケアネットと順天堂大学病院管理学研究室が共同で「医療MBAエグゼクティブコース」を2023年9月30日から開講します。本コースは、病院経営者や医療マネジメントに関心のある方々のために設計されたプログラムで、医療の専門知識と経営のエッセンスを融合させた内容です。

プログラムの背景と目的

ケアネットは、21万人以上の医師会員を持つ医療情報サイト「CareNet.com」を運営し、医師の生涯教育に注力してきました。また、オンラインスクール「CareneTVスクール」では、心電図やエコーといった臨床スキル、さらには診療所の経営や産業医の育成に関連した幅広い教育プログラムを展開しています。一方、順天堂大学病院管理学研究室は、実務的な医療マネジメントの研究を行い、少人数制でのMBA教育も支援しています。これらの実績を活かし、この度新たなエグゼクティブコースが誕生しました。

コースの特長

プログラムディレクターとして、猪俣武範准教授が中心となり、実務に即した講義が行われます。内容はアカウンティングや医療マーケティング、ファイナンスといったMBAの基本的な科目に加え、医師の働き方改革や医療デジタルトランスフォーメーション（DX）といった現代の医療シーンでの課題についても触れられます。

講師陣には順天堂大学の教授陣に加え、医療業界やビジネス界で活躍するエキスパートが招かれ、リアルなケーススタディを通じてより深い洞察を提供します。受講者は、現場での経験を持つ講師から直接学ぶことで、経営に必要なスキルを実践的に身につけることができるでしょう。

開講日と授業の形式

開講日は2023年9月30日（土）で、原則として毎月1回、土曜日の夕方に計11回の授業が行われます。授業の主な形式はオンラインですが、特定の開講日には順天堂大学の御茶ノ水キャンパスでの対面授業も予定されています。受講生同士、講師陣とのネットワーキングや意見交換ができる懇親会も設けられており、より充実した学びの機会を提供します。

CareNeTVとケアネットのご紹介

CareNeTVは、臨床医学に関する豊富な動画コンテンツを提供しており、2,500以上の番組からスキルアップや専門医試験対策を学べます。このプラットフォームを通じて、医師たちは最新の医学知識を楽しく学ぶことができます。

株式会社ケアネットは、医療業界に貢献するさまざまなサービスを展開しており、医薬営業支援や医療コンテンツサービスなどを手掛けています。医師の生涯教育を支える取り組みは、日本の医療の質を向上させる重要な役割を果たしています。