パナソニック ホームズが新リース会計基準に対応するHUE Assetを導入
パナソニック ホームズ株式会社が、株式会社ワークスアプリケーションズの固定資産管理システム「HUE Asset」を採用しました。この導入は、新リース会計基準への早期対応を評価された結果であり、同社の将来的なコスト削減が期待されています。
採用の背景とその理由
パナソニック ホームズは、現行のシステムの保守期限が近づく中で新たなリース資産管理システムの導入を検討していました。その際、選定基準として、既に適用されていたIFRS16号への対応実績とともに、新たに適用が求められる新リース会計基準への適合が重視されました。「HUE Asset」は既にIFRS16号に対応した豊富な実績があり、しかも新基準の機能も2024年10月にはリリースされる予定です。この迅速で確実な対応が評価され、最終的に導入が決定しました。
HUE Assetの期待される効果
「HUE Asset」は、無償バージョンアップを基本理念としており、税制改正などに対応しつつ、ユーザー企業に対して追加の利用料を必要としない優れたシステムです。このため、同システムを導入することで、現在適用中のIFRS16号はもちろん、2027年度から適用される新リース会計基準への対応が可能となります。さらには、将来的な制度変更にも柔軟に応じていけるため、長期的には運用コストの削減が見込まれています。
経理部課長のコメント
パナソニック ホームズの経理部課長である堀田様は、「現行システムの保守期限が迫る中、IFRS16号と新リース会計基準の両方に対応できるシステムを選ぶことが重要でした。他社からも提案がありましたが、HUE Assetは新基準に既に対応済みであることが決め手となりました。カスタマイズを必要としないという方針に最初は懸念もありましたが、機能の拡張性や柔軟性を評価し、標準機能の範囲内で自社業務に適応可能であると判断しました。今後はHUE Assetの機能を最大限に活用し、コスト削減とともに業務効率の向上も図りたいと考えています」と語っています。
パナソニック ホームズの企業概要
パナソニック ホームズは1963年に設立され、大阪府豊中市を本社とする企業です。戸建住宅や賃貸集合住宅の建築工事を中心に、不動産事業や住宅システム部材の販売も手がけています。2024年4月時点で従業員数は5,430名に達しており、業界内での存在感を示しています。
HUEについて
「HUE」は、企業ニーズに応えて成長を続けている国産ERPで、6700以上の標準機能を提供し、2200社以上に導入されています。この高いフィット率が、HUEの信頼性の源となっています。
ワークスアプリケーションズについて
株式会社ワークスアプリケーションズは、1996年に創業し、革新的なソリューションを通じて国内大手企業の成長を支援してきました。同社は「作業を創造に変える」ことを理念に掲げ、企業と個人の価値向上に注力しています。今後も企業の成長をエンジンのように支え続けることでしょう。
このように、パナソニック ホームズはHUE Assetの導入により、業務の効率化とコスト削減を進め、新たな会計基準にも迅速に対応できる体制を整えました。今後の活動に注目が集まります。