Orwood株式会社、越境イノベーション推進に向けた資金調達を実施

Orwood株式会社が越境イノベーションを加速

Orwood株式会社（オルウッド、本社：東京都渋谷区）は、株式会社サイバーエージェント・キャピタルからの出資を受け、越境イノベーションを加速するための新たなステップを踏み出しました。グローバルに人材をマッチングすることと、クロスボーダーでのマーケティングを主な事業としているOrwoodにとって、この資金調達は事業拡大につながる重要な出来事です。

Orwoodのビジョンとは？

Orwoodは「才能と想いが、国境を越えて響き合う世界」を目指しています。人や物、事を結びつけることで、文化や言語、制度の壁を取払い、世界中の価値を創造したいと考えています。単に人材を呼び寄せるのではなく、国籍や出身地によって人生の可能性が制限されない社会を目指しています。

出資者の視点

今回の出資に関して、シニア・アソシエイト矢崎啓太氏は「中国のような人材が不足している市場と、日本のように働き手が足りない市場を結びつける発想に大きな可能性を感じている」とのコメントを寄せました。Orwoodの代表である高橋嘉陽氏は、清華大学などのトップ大学との密な関係を持ち、人材ネットワークを構築している点も評価されています。

事業の強みと実績

Orwoodは、日本企業の海外進出をサポートし、グローバルなビジネスマッチングサービスを提供しています。このサービスでは、時間単位や案件単位での仕事の受発注が可能で、国内外の企業と人材を直接つなぎます。主な特徴としては、以下のような点が挙げられます：

- 清華大学などのトップ大学との独自提携
- 日本企業と国際的な人材のマッチング支援
- 中小企業の海外展開を支援する多言語マーケティング事業
- 2025年には多言語人材に特化した新卒採用イベントを東京で開催予定

Orwoodは、従来の人材ビジネスが抱える「国単位」の枠組みを超え、国を越えた人材の協働機会を創出しています。これにより、多様な企業の採用ニーズに応えることができています。

今後の展望

Orwoodの目標は、世界基準のプラットフォームを構築することです。「雇用の国境をなくす」という理念に基づき、新しい時代の働き方のスタンダードを作り上げていくことで、より多くの人々が国や地域に縛られずに活躍できるよう支援します。

特に、ITやAI、マーケティングなどの領域でハイクラスな人材を求める企業に対して、戦略的なマッチングを提供します。また、訪日観光客向けの集客施策や、越境ECを考える企業へ向けた支援も行います。

最後に

Orwood株式会社の代表取締役、高橋嘉陽氏は「我々は、世界中の人と企業が、場所に縛られず、幸せに働ける社会を目指しています」と述べています。自身が日中にルーツを持つことから、国境を越えたイノベーションを通じて、企業の成長と社会の持続可能性を両立させることを目指しています。このビジョンに共感する仲間との出会いを大変楽しみにしており、新たな挑戦へ向けて歩みを進めています。

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このように、Orwoodは今後も越境マーケティングと人材採用の分野での活躍が期待されています。