ガーナ渡航プロジェクト報告会「Ghana Tour Showcase」が開催
2026年4月19日、東京科学大学湯島キャンパスにおいて、一般社団法人Reaching Zero-Dose Childrenが主催し、Ghana Students’ Union Japanとの共催により、ガーナ渡航プロジェクト報告会「Ghana Tour Showcase」が行われました。
このイベントの目的は、2026年2月に実施したガーナ渡航プロジェクトからの知見を報告し、ガーナの魅力と国際保健分野での協力の可能性を広げることにあります。開会にあたっては、坂井学衆議院議員秘書の李燁明氏からの挨拶があり、駐日ガーナ共和国大使館からもFrancis Thalamus DOE副大使やChristopher E.K. Gaba氏の参加がありました。
報告内容とディスカッションの様子
報告会の中では、渡航メンバーがガーナでの医療施設訪問や地域での健康教育、ワクチンの課題、そして得た教訓について報告しました。特筆すべきは、彼らのポスター発表でした。テーマは「ガーナの医療体制」「ワクチン課題」「保健教育プロジェクト」の3つであり、来場者からの質問や意見も活発に交わされました。
渡航メンバーの平田さんは、ワクチンのコールドチェーンにおける課題や洞察を共有し、日々の医療体制改善に対する提言を行いました。このような取り組みは、国際的な健康問題を解決するためには不可欠です。
企業と研究者との連携
午前のディスカッションには、豊田通商株式会社の大橋勇太氏をゲストに招き、ワクチン製造元からの配送に関する「ラストワンマイル」の課題について議論が行われました。ここでは、輸送、保管、情報共有、現場パートナーとの連携がいかに重要であるかが強調されました。学生団体と企業がどのように協力し合えるかがテーマであり、実践的な視点から意見交換が促されました。
午後のセッションでは、東京科学大学の寄生虫学・熱帯医学部門に所属する石野智子教授が講演を行い、日本とガーナの共同研究の現状とマラリアの予防・治療についての課題について解説されました。このような実践的な話題は、参加者にとって非常に有益であったに違いありません。
ガーナの文化紹介
Ghana Students’ Union Japanによる文化紹介も行われ、ガーナの食文化や服飾、伝統的な文化展示が会場を彩りました。特に、昼のダンスセッションでは参加者全員が「カカリカ」や「アゾント」の音楽に合わせて楽しく踊り、会場の雰囲気が一層盛り上がりました。参加者たちはガーナの文化に対する理解を深める貴重な機会となりました。
今後のビジョンと活動
私たちは、ガーナ渡航プロジェクトで得た学びを基に、今後も研究やイベントを通じて知識を広めていく予定です。得た知見は現在報告書としてまとめている最中で、近日中に公開予定です。私たちの団体は、ワクチン未接種の「ゼロドース児」に関する問題にフォーカスする若者主導の団体であり、今後も現地の声を尊重しつつ国際的な協力や政策提言、教育活動を行っていくつもりです。
改めて、今回のプロジェクトや報告会に対して支援をいただいた多くの皆様に感謝の意を表します。このイベントは、医療や研究、国際協力をつなぐ重要な架け橋となりました。
開催概要
- - イベント名: ガーナ渡航プロジェクト報告会「Ghana Tour Showcase」
- - 日時: 2026年4月19日(日)10:00–15:00
- - 会場: 東京科学大学 湯島キャンパス
- - 入場料: 一般 1,000円、大学生 800円
※クラウドファンディング支援者および高校生以下は無料
スケジュール
- - 10:00 開場
- - 10:50 開会挨拶
- - 11:00–12:00 午前ディスカッションセッション
- - 12:00–12:30 ポスター発表
- - 12:30–13:00 ダンスセッション
- - 13:10–14:10 午後ディスカッションセッション
- - 14:10–14:30 ポスター発表
- - 15:00 閉会
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