新たな昆虫食文化
2022-06-14 23:42:53
高タンパクな新しい食文化への挑戦!食用アメリカミズアブの販売開始
食用アメリカミズアブの全貌
日本の食文化に新たな風を吹き込む、食用アメリカミズアブがついに販売を開始しました。この商品は、養殖から加工まで大手食品企業の基準に則った品質管理と衛生管理のもとで生産されています。アメリカミズアブは、持続可能な食材として近年注目を集めており、特に高タンパク質で栄養価の高い食材として多くの可能性を秘めています。
餌の工夫と栄養価
このミズアブは、大豆の絞りカスを餌として与えていることが特長です。大豆を基にした餌は、アメリカミズアブのタンパク質含有量を高める役割を果たしています。昆虫は与えられた餌によって栄養価が変化するため、大豆の絞りカスを使用することで、より栄養価の高い食材となっています。
商品バリエーション
食用アメリカミズアブには、4つの異なる状態で提供されています。
1. 乾燥状態:まるで干しエビのような触感で、そのまま食べることができます。味はプレーンと塩の2バリエーションがあります。100gあたり、なんと51gもの高タンパク質を含んでいます。
2. 粉末状態:パンやクッキーの原材料として利用でき、高純度のプロテインとしても人気です。粉末化の際に脂肪分を除去しており、100gあたりのタンパク質量は60gに達します。
3. 冷凍状態:冷凍されたミズアブは新鮮な味わいを楽しめ、料理店や家庭での昆虫料理に最適です。
4. オイル:アメリカミズアブから抽出されたオイルも提供され、料理に新たな風味を加えます。
業務用の展開
この食用アメリカミズアブは、業務用として大量に生産可能です。料理店には500gのパックから提供され、食品企業向けには100kgから1トン以上の予約注文にも対応しています。こうした大量生産が可能なことにより、昆虫食の普及にも寄与することでしょう。
企業情報
製造元は、株式会社昆虫食のentomo。大阪府和泉市を拠点に、安心・安全な昆虫食を提供しています。また、同社はパートナー企業である台湾のフルーツ果汁製造企業と連携し、果汁製造の専門知識を生かしながら、高品質な昆虫食を開発しています。こちらの情報は、公式ウェブサイトで詳しく確認することができます。
この食用アメリカミズアブが、未来の食として広まり、持続可能な食文化を育む一助になることを期待しています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社昆虫食のentomo
- 住所
- 府中町4-18-7-402
- 電話番号
-
050-5856-5344