渋谷で変わる喫煙所の風景
喫煙所のイメージを一新する試みとして、2024年11月7日から11日までの5日間、東京・渋谷区恵比寿駅西口にて「未来の喫煙所」が設置されます。この新しい喫煙所は、株式会社RINが企画したもので、注目のキーワードである
ロスフラワー®を使用して装飾されることになります。
ロスフラワー®の取り組み
ロスフラワーとは、本来なら廃棄されてしまう運命にある花々を指します。RINは、このロスフラワーを再利用し、社会に新たな価値を提供することを目指しているのです。今回のプロジェクトでは、喫煙所の目隠しパネルをロスフラワーで装飾し、視覚的に魅力的な空間を創出します。これにより、喫煙者だけでなく、訪れる全ての人々に新しい体験を提供し、公共空間でのサステナブルな取り組みを促進することになります。
SOCIAL INNOVATION WEEK 2024の一環
この「未来の喫煙所」は、渋谷で行われる
SOCIAL INNOVATION WEEK 2024の一部として展開されます。SOCIAL INNOVATION WEEKは、一般社団法人渋谷未来デザイン主催の祭典で、イノベーションや新しいカルチャーがテーマとされています。昨年から続くこのイベントでは、参加者が新しいアイデアや文化と触れ合い、社会を変えるきっかけを提供しています。
金山淳吾氏の想い
この取り組みの発案者、金山淳吾氏(株式会社RINエグゼクティブプロデューサー)は、自身は非喫煙者ながら、都市における喫煙所の環境問題に強い関心を抱いていました。街中でのタバコの吸い殻のポイ捨てや、喫煙所周辺の環境悪化が解消されない現状を見て、「未来の喫煙所」に意味を見出したのです。金山氏は、非喫煙者と喫煙者の双方が、この新たなアプローチにどのような感想を持つのか楽しみだと語っています。
未来の喫煙所の詳細
具体的な場所は東京都渋谷区恵比寿駅西口の徒歩圏内で、設置期間は2024年11月7日(木)から11月11日(月)。期間中には、喫煙利用者に向けたアンケートも行い、今後の喫煙所の在り方についての調査も実施されます。この取り組みを通じて、環境問題への意識を高め、社会全体のサステナビリティを向上させる試みが期待されているのです。
持続可能な社会を目指して
社会の環境問題に対する意識が高まる中、RINのような企業が新しい価値を持つサービスを提供することは、今後の社会にとって重要です。特に、廃棄される運命にある資源を有効活用することは、持続可能な社会を実現するための大きな一歩です。
今後、これらの取り組みをさらに広めていくことで、私たちの生活環境がより良いものになっていくことでしょう。渋谷区から発信されるサステナブルなアクションが全国に広がることを期待してやみません。