オリンパス、持続可能性評価指標での4年連続選定の快挙

オリンパスがDJSI Worldに4年連続で選定

オリンパス株式会社は、世界的なコーポレート・サステナビリティ評価指標である「Dow Jones Sustainability World Index (DJSI World)」に4年連続で選ばれました。さらに、アジア太平洋地域での評価指標「DJSI Asia Pacific」でも6年連続の受賞を果たしました。この選定は、企業の社会的責任を評価する上で非常に重要なものとされています。

DJSIについて

DJSIは、S&P Dow Jones Indices社とRobecoSAM社の共同開発によるもので、環境（E）、社会（S）、ガバナンス（G）の要素から企業の持続可能性を評価します。この指標は毎年、持続可能性に優れた企業を選定し、投資家にとって貴重な情報を提供します。2024年度は、世界中の約3,500社から321社がDJSI Worldに選ばれ、その中でオリンパスは「医療機器」分野においても7社中の一社として名を連ねています。

オリンパスの評価ポイント

今年度、オリンパスは特に「気候変動」と「マテリアリティ」において昨年よりも得点が向上しました。「気候変動」に関しては、オリンパスグループの短期目標とネットゼロ目標がSBTiから認証されたことが評価され、また「マテリアリティ」では重要課題に対する適切な目標設定や施策管理が高く評価されました。

持続可能性への新たな取り組み

オリンパスの竹内康雄取締役会長兼ESGオフィサーは、持続的な成長を目指して2023年4月に新たなサステナビリティ・ガバナンス体制を構築したと語っています。この取り組みが評価されたことを大変喜ばしいとし、今後も「世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現」のために様々なイニシアチブを進めていく意向を示しました。

ESGへの取り組み

オリンパスのESGへの具体的な取り組みについては、統合レポート2024やサステナビリティページで詳述されています。ESG活動はDJSI以外にも、FTSE4GoodインデックスやFTSE Blossom Japanインデックスにも採用されています。

オリンパスの存在意義

オリンパスは100年以上にわたって、世界の人々の健康と安全を追求し、医療分野における先進的なソリューションやサービスを提供しています。これにより、対象疾患に対する医療水準の向上に寄与し、社会に貢献することを目指しています。公式サイトやX（@Olympus_Corp_JP）でも詳しい情報を提供しています。