宿泊がアート支援に変わる新プロジェクト「fav × HERALBONY」の魅力

宿泊がアート支援に変わる新プロジェクト始動

新たなプラットフォームを通じて、障害のある作家を支援する共同プロジェクト「fav × HERALBONY」がスタートしました。このプロジェクトは、霞ヶ関キャピタル株式会社の連結子会社であるfav hospitality group（FHG）と、異彩作家たちと共に新しい文化を創造する株式会社ヘラルボニーが手を組んだものです。

プロジェクトの理念

この取り組みは、宿泊者がホテルに滞在することで、その宿泊料の一部が障害のある作家に還元される仕組みを構築しています。一泊あたり500円がヘラルボニー契約作家に支払われ、宿泊者はただ宿泊することに加えて、アートとの出会いや作家の支援に貢献しています。これにより、宿泊者、ホテル運営者、作家という三者が共に利益を享受できるサイクルを生み出すことを目指しています。

ヘラルボニーとのコラボの具体例

プロジェクトの一環として、「fav」および「FAV LUX」シリーズのホテルには、「ヘラルボニールーム」が設けられています。この特別な客室は、ヘラルボニーと契約している作家によるアートで装飾されています。カーテンやクッション、絵画など、様々なアイテムが作家のアートからインスパイアを受けたものです。宿泊者がこのルームで過ごすことで、自然とアートに触れ、作家たちの創作活動を支援することが可能になります。

特設サイトと特典

8月19日からは、favに宿泊した600名の先着者に、作家たちのアート作品をデザインしたステッカーをプレゼントするイベントも開催されます。この特典を通じて、宿泊者はファンとアート作品の一部を体験できる機会が得られます。

さらに、ヘラルボニーは2024年に設立予定の「HERALBONY Art Prize」にもシルバー会員でサポートし、国内外の才能ある作家を応援していく方針です。

ユニバーサルルームの充実

「fav」および「FAV LUX」シリーズの全ホテルでは、障害のある方々が安心して利用できるユニバーサルルームが完備されています。これにより、バリアフリーで快適な宿泊空間が提供されており、あらゆるニーズに応えることができます。具体的には、段差がない広々としたスペース、車椅子対応のトイレやバスルーム、専用の停車スペースなど、細やかな配慮が施されています。

新しい旅の形を提案

「fav × HERALBONY」プロジェクトは、旅に対してハードルが高いと感じている人々に向けた特設サイトも公開しています。このサイトでは、宿泊体験を通じて様々な視点から旅の楽しみ方が語られており、障害を抱える方や子供連れの家族など、多様なニーズに応える情報が満載です。

まとめ

「宿泊することがアート支援に繋がる」という新たな試みを通じて、瞬時に価値ある体験を提供する「fav × HERALBONY」プロジェクト。障害のある作家たちの才能を広めるための大切なステップであり、より多くの人々がこの機会を利用し、自身の体験を通じてアートの世界とつながることが期待されます。

詳細はこちらから： fav × HERALBONY 特設サイト