デジタル広告時代の新たな挑戦
2025年10月、株式会社サンケイアイと株式会社CEESAWが手を組み、広告分野での革新を目指して合弁会社「株式会社SEデジタル」を設立しました。この新しいエージェンシーは、デジタル広告領域での専門知識と営業基盤を統合し、広告DX(デジタルトランスフォーメーション)の加速を狙います。広告コミュニケーションの最適化を掲げ、事業を通じて意義のある広告投資を支援することを目指しています。
新しい会社の概要
新たに設立された株式会社SEデジタルは、東京都港区芝浦に本社を構えており、資本金は2000万円、代表取締役社長には梅本祥二氏が就任しています。設立の背景には、新聞折込広告で培った信頼性と実績があり、これに加えてCEESAWが持っている先進的なデジタル広告運用ノウハウを組み合わせることで、クライアントに価値あるサービスを提供することができるのです。
多彩な事業内容
SEデジタルが展開する事業内容は多岐にわたります。ウェブ広告の企画・配信・運用に加え、リスティングやSNS、プログラマティック広告などのメディアバイイングを行います。また、キャンペーン企画やブランディング支援、データ分析に基づく戦略立案など、広告主のニーズに応じた柔軟なサービスを提供することが可能です。
さらに、ホームページやランディングページの制作、バナーや動画といった広告素材の作成も行い、デジタルサイネージやコンテンツ運用支援にも取り組みます。これにより、オンラインとオフラインの垣根を越えた統合的な広告戦略を実現します。
未来へのビジョン
株式会社SEデジタルは、サンケイアイグループ初のデジタル専門エージェンシーとして、各グループ会社とのシナジーを最大限に活かしたサービスを展開していく見込みです。今後は、統合プランニングの実現に向けて、クリエイティブやデータ分析機能の内製化を進め、総合的な広告DXの統括機能へと進化させる考えです。
広告業界において、SEデジタルがどのような影響を及ぼし、どのように展開していくのか、今後の動きに注目が集まります。