能登半島地震からの1年とYNFの取り組み
2024年1月17日、特定非営利活動法人YNFは「令和6年能登半島支援活動報告会」を開催しました。この会議は、昨年の能登半島地震発生から1年が経過する中、地域の復興状況を振り返り、今後の課題と展望を共有することを目的としています。
地震による影響と復興の進捗
能登半島地震に続いて、9月には豪雨が襲来するなど、住民の方々は続けて困難な状況に直面しました。「心が折れた」との声が響く中、仮設住宅への住み替えは概ね完了し、次は住まいの再建の重要性が浮上しています。しかし、復興の道のりには地域の過疎化や高齢化が大きな影を落としています。これらの課題への理解を深めるため、ぜひYNFの活動に耳を傾けてほしいと思います。
イベントのハイライト
報告会では、YNFの代表理事である江崎太郎さんが、被災地での1年間の経験を振り返りました。江崎さんは、地域に常駐し授業や生活の様子を見守ってきた経験を基に、地域住民への支援の重要性を訴えました。YNFは石川県珠洲市において、地元の人々の暮らしの再建をサポートし、弁護士や建築士による専門的な相談支援を提供しています。
また、参加者にはYNFの現地スタッフによるインタビュー動画も上映され、彼らの取り組みや現状を知る貴重な機会でした。江崎さんとモデレーターの原口唯さんとのトークセッションでは、復興に向けた具体的な課題が議論され、参加者からの質問に対する答えも交わされました。
コミュニティの再生に向けた取り組み
この報告会では、被災者がふるさとに戻った際に安住できる場所を提供するため、「能登町おぎのいえ」の寄付も呼びかけています。YNFは、このプロジェクトを通じて、かつての生活空間へ戻るための支援も行っています。
まとめ
令和6年能登半島地震から1年が経過した今、YSFのような支援団体の役割はますます重要になっています。地域再生のためには、住民同士のつながりと、外部からのサポートの両方が欠かせません。復興の進展を感じ取りつつ、地域の未来を共に考える機会となることを願っています。
イベント情報
- - 日時:2025年2月14日 19:00~20:30
- - 場所:URBANG TABLE(福岡県福岡市中央区天神四丁目3-30 天神ビル新館 1階)
- - 参加費:無料
- - 定員:(会場)先着20名、(オンライン)先着80名
ぜひ皆様の参加をお待ちしています!